【LEGOとミニ四駆】ワンウェイホイールとデフギアの実験。歯車で動く機械の面白さを紹介する
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LEGOで差動装置を実験するシリーズ。
LEGOとミニ四駆を使ってワンウェイホイールとデフギアの実験を行った。
ワンウェイホイールはミニ四駆の改造パーツの1つである。
コーナーで内輪と外輪の走行距離の違いが抵抗になることを軽減する(はず)。
普通のホイールの場合、内輪の速度でコーナーを進むと外輪を引きずることになるが、ワンウェイホイールの場合は外輪が空回りするので抵抗になりにくい。
速くなるか逆に遅くなるか色々な説があるが現在はあまり使われていないらしい。
効果を確かめるためLEGOで四輪駆動車を作った。ミニ四駆同様にステアリングがない。
レールの上を走らせることで強制的にコーナリングさせる。
LEGOの四輪駆動車にワンウェイホイールを装着し、ホイールの回転がわかる印を付けて走らせた。
効果がわかりやすいように大きいタイヤでゆっくり走らせた。
ワンウェイホイールは効いており、外輪のほうが多く回っていた。
同様にデフギアでも実験した。
デフギアのほうが顕著に外輪が多く回っていた。
今回LEGOで作った四輪駆動車は低速だがミニ四駆は高速走行なので同じことが言えるかどうかは微妙である。
でもまぁワンウェイホイールは面白い仕組みである。
使用パーツ
・パワーファンクション ミディアムモーター 1個
・赤外線リモコン受信機 1個
・赤外線リモコン送信機 1個
・単4電池バッテリーボックス 1個
LEGOは歯車で動く機械を自由に作ることができる素晴らしいおもちゃである。モーター、歯車、車軸、タイヤ等の機構部品や遠隔操作装置さらにマイコンを組み合わせてロボットを作れる。工学やメカトロニクスの勉強になる。プログラミングよりLEGOの方が面白くてためになるかもしれない。
LEGOのはじめ方
①LEGOを買う
Lego Technicの大きめ(1000パーツ以上)の製品がおすすめ。大きいほうが複雑な仕組みを学べるし、パーツも多く手に入る。ネットの方が安く買える場合が多いけど品薄の製品は高騰しやすいので注意。値段÷パーツ数が10以下だとお買い得感がある。モーターや赤外線リモコンなどの装置が多く入っている製品もお買い得である。
②説明書通りに組み立てる
説明書通りに組み立てると基本が分かる。製品は歯車をうまく使っているし、エレガントに設計されているので勉強になる。
③遊んだり、飾ったりする
Lego Technicの製品は非常によくできているので飾ってもかっこいい。
④ばらす
しばらく遊んだ後、ばらして部品として使う。パーツの種類ごとに小分けしておくと便利。
⑤自分で考えて作る
なにか面白いことを考えて作ってみる。ここが一番難しいところ…
BGM:株式会社クリーク・アンド・リバー社