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【札幌市】知ってた?毎月16日は市民無料の日!

ムライヒロコ酒販店勤務/すすきの界隈人/ヒルノミスト(札幌市)

毎月16日に札幌市民は無料で時計台に入館できることは知っていたのですが外を通るばかりでなかなか中へ入ることができず…。ご近所なのにすみません!
10月の16日は日曜日でお天気も良かったので朝の散歩がてら行ってみました!!

時計台の周りの木々も色づきはじめ秋模様です。
太陽がでていれば日中は暖かく過ごせる札幌市内。

なんと!10月の16日は『時計台創建記念日』で世界中の誰もが無料になる1日なのでした!!
時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」144歳の誕生日です。
農学校の初代教頭は道民でなくても知っている方が多いクラーク博士です。
農学校生徒が開拓者のリーダーとなる為に強い体力を養う場所としての演武場。
クラーク博士の構想を2代目教頭のホイーラー氏が形にして1878年(明治11年)10月16日に完成しました。

やはり目を引く2階の展示室の時計機械。
時計台の時計機械と同じハワード社製で1928年に制作されたそうです。

実際の時計台と同じ仕組みの時計機械。
どのように24時間毎時の鐘を鳴らすのかをボランティアガイドの方が説明してくれました。
電気などの動力は一切使っていません。

時計台の時計は週に2回人力で重りを巻き上げて動いています!

石が入った箱が重しです。
石が好ましいのは錆びたりせず重量が変化しないことからと教えていただきました。

【脱進機】と呼ばれる部分です。ここが時計を動かす肝になる部分。
実際動いているところを見たほうが一目瞭然でわかりやすいので是非見に行ってください!
歯車の回る様、振り子の動き、カチカチと時を刻む音を楽しめると思います。
朝9時15分~(1日1回のみ)時計機械の重り巻き上げ作業の実演及び説明を不定期でおこなっているそうです。
実施日には玄関前の柱と2階ホールの展示用時計の前に看板が出るとのこと。

こうやって無料で入館できるのも札幌市の文化芸術振興基金のおかげ。
楽しく募金をしていきます!
募金をすると時計台が光る仕組み。
時計台自体が点灯したり、スポットライトがあたったりと数秒間楽しめます。

キラキラ時計台。
夜だと外から光が入らないのでもっと映えますね!

窓ガラスの歪みにも歴史を感じます。
温かみがあり味があり建物に調和している窓から眺める令和の札幌の姿。

筆者は赤い星を見ると某ビール会社がまっさきに頭に浮かび喉が鳴るのですが(笑)
開拓使のシンボルマーク五稜星は北極星をかたどっています。

最近できた撮影スポットは2階の展示室に!
スマホの固定台もあるので便利。

クラーク博士とツーショットなどいかがでしょうか♪

お土産に無料で配布していたCDをいただきました!
楽曲が入っています。
1.時計台のある街(1967年作品)
2.粉雪
3.君に会いたい
4.時計台のある街 カラオケバージョン
作詞・作曲・歌 / 浅沼 修
編曲・ギター/ 安田 裕美
カラオケ配信が第一興商 LIVE DAMであるようですよ~

1階の展示室も含め一時間楽しむことができ、2回も鐘の音を聞くことができました!
周りをビルに囲まれていて見劣りすると言われたりもしますが街の顔としての存在感は半端ないです!!今回久々に中に入って札幌の歴史をひしひしと感じました。
大好きな街札幌をこれからもレポートしていきたいと思います!!

国指定重要文化財 旧札幌農学校演武場
札幌市時計台
【所在地】札幌市中央区北1条西2丁目
【開館時間】8時45分~17時10分(入館は17時まで)
【観覧料】大人個人:200円(高校生以下無料:学生証提示)
お問い合わせ電話 011-231-0838(開館時間内)

酒販店勤務/すすきの界隈人/ヒルノミスト(札幌市)

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