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専業主婦は、夫に家事を求めてはいけないのでしょうか?|村上萌のお悩み相談室

村上萌

ライフスタイルプロデューサー NEXTWEEKEND編集長

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【今日のお悩み】
私は今、結婚して1年が過ぎ毎日楽しく過ごしています。
結婚を機に仕事も退職したので今は年齢的にも妊活を優先したく、専業主婦をしています。
毎日仕事を頑張ってくれている夫には本当に感謝していて、私としては家事を自分がする事になにも不満はありません。
ただ、夫が家のことをするのを自分ごとに出来ていない事に無性に腹が立ってしまう時があるんです。
私が家事をしている横でゴロゴロしてたりすると、私がこの家事をしている間に掃除機かけてくれたら効率よく2人ともゆっくりできるのに…など。
本当はゴロゴロしてくれていいんです。
ただ、私がするのが当たり前になってしまっているのが今後自分が働き始めてもこうなのかな…と先行き不安になってしまいます。
(このことは夫に伝えた事もあります)
伝えるのもどうしても嫌味な言い方になってしまって、言えばやってくれるけど機嫌を損ねてしまい、その度に自己嫌悪です。
今は専業主婦なんだから、気持ちよく過ごすためにも夫に対しそこまで求めるのは良くないのでしょうか?
以前萌さんご夫婦の記事を拝見した時に、自分が思う理想の夫婦像でいらっしゃり、そこにたどり着くまでにどんな事を心がけていらっしゃったのかお聞きしたいです。
(33歳・女性・主婦)

【こたえます】
お悩みをお送りいただきありがとうございます。
モヤモヤした思いを抱えながらも、旦那さんが優しい人であることも、そして相談者さんが今の状況に基本的には納得されていることもよく伝わりました…!(でも、だからこそモヤモヤするのでしょうね)

そして、こういった家事の分担や、家庭内での役割の話については、おそらく1つの答えはなく、それぞれの家庭でいかにお互いが納得しているかということに尽きるとは思うのですが…、私の考えだと、旦那さんが現状、家のことに対して自分ごとになっていないのは、しょうがない部分もあるかなと思いました。

彼は、おそらく悪気があるとか傲慢とかではなく、相談者さんが結婚を機に退職されて専業を選ばれた時から、単純に“役割分担”だと思ってらっしゃるのかもしれません。
家事に関して、自分が途中から作業に手出ししても、足を引っ張るかもしれないから、自分は役割に全うしよう、と、本当に心から思っている可能性もある気がしました。

(ほんっとにしょうもない例なのですが、最近夫に「ねぇねぇ、玄関に段ボールのゴミ置く時、萌ってどうしてつぶさないんだっけ?」と聞かれたことがありました。
思い返すともう随分前に、夫に「段ボールは俺がつぶすから、伝票だけ剥がして玄関に置いといてね」と言われたことがあったのですが、夫はすでにそんなことも忘れていたし、確かにコロナ禍を経て段ボールの量もかなり増えていたので、私もちょっと考えればつぶす作業まですればよかったのですが、私は役割分担に甘えて、それ以上のことを考えてもいなかったんですよね…。
恥ずかしい…。)

だから、悪気もなく傲慢なつもりもないという点で、少しだけ相談者さんの彼の気持ちを想像すると、「手伝ってくれたら効率よく終わるのに」という相談者さんの考えだと、今の彼にとっては、自分は自分で効率よく仕事を終わらせて早く帰宅したから、今こうしてゴロゴロしながら一緒にいられる、と、なんの疑いもなく満足しているのかもしれません…。

そんな時に、嫌味なことを言ってしまうのではなく、これを終えると、2人でこんな時間が過ごせる、という未来を少し提示してみてはどうでしょう。
今日は美味しい羊羹があるから、とか、一緒に観たい映画があるから、とか、そんなことでもいいかもしれません。

役割分担だと思っている彼に、いきなり家事を自分ごとにしてもらうのではなく、2人で過ごす時間を作る、ということを自分ごとにしてくれた方が、チームとしてのビジョンは分かりやすい気がします。

曜日を決めてハグをしていたドラマ逃げ恥(「逃げるは恥だが役に立つ」)だって、最後には自然とハグをするようになったように、たとえば一緒に映画を観るために頑張る日、を決めることで、自然と彼の中でも家庭内で自分ごとにできる部分が見つかるかもしれません。
その上で、彼の動きは家事ではなく、美味しいコーヒーをいれるとかになる可能性もありますが、それでもまず、チームとしてはいいと思います…!

そして、相談者さんが仕事に復帰したり、今後お子さんができたりして状況が変わる場合は、専業主婦歴が長くなればなるほど、チームとして事前にちゃんと話すことが大切だと思います。
当たり前を変えるのはお互いに難しいので。

ただ、私の「段ボール事件(と呼んでる)」と同じで、1度ルールを決めても、状況に応じて最適解が変わることもあります。
大切なのは、2人がどんな時間を一緒に過ごしたいと思っているか、どんな住環境にしたいか、というウィシュリストの部分から入り、その上で都度ベストなバランスを話してみることだと思います。

仕事と違って、業務を効率化させることが成果ではなく、明日の2人がより楽しくなるために、ということが、常に夫婦の目指すところのはずなので。
お互い頑張りましょう~!
応援しています!

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