武蔵村山市の気になるスポットを紹介している地域情報ライターのむさむらんどです。

たまに無性に和菓子が食べたくなるときありませんか？そんなとき手頃なお店が近所にあるといいですよね。今回は手作り和菓子の老舗、小川家草寿庵を紹介します。

お店は団地西通り沿いの商店街にあります。まず目に止まったのがお店の入り口にドンと構える山本勘助鎧兜。存在感があってまるで店番でもしているようです！

お店の中に入ると気さくなご主人が迎えてくれます。棚には立派な刀も！子どもの頃から戦国武将が好きだったというご主人の趣味なんだそうです。大人になって大人買いしたことを照れながら話してくれました。

創業はかれこれ50年以上前になるそうです。馴染みのお客さんも多く、和菓子は自宅用だけでなくお土産や贈り物にと利用する方も多いとか。ちょっとしたときに近所にあると便利なお店かもしれませんね。

ショーケースには手作りの和菓子が常時20種類ほど並んでいます。見ているだけでも楽しいですよね。箱に入った贈答用のセットもあります。

こちらのお店の和菓子は、名前に「村山」という地名がついているものが多いんです。郷土愛を感じるネーミングは地元の人にとってもなんだかうれしく、ついつい買いたくなってしまいます。

ということで、名前に「村山」がつくものばかり買ってみました。村山あわせ最中（200円）、村山ドラ焼き（170円）、村山日和（175円）、村山焼きモンブラン（240円）、どうでしょう、これでもかという村山づくし！

30年ほど前の販売当初まだめずらしかったお菓子が、最中と餡が別々に包装されている村山あわせ最中。

食べる直前に自分で最中と餡をサンドする趣向は楽しいですよね。

最中のパリッとした食感を楽しめます。お土産にもらってもうれしい逸品。

村山ドラ焼きも餡がぎっしり！昔から変わらないスタイルのドラ焼きで安心感があります。

お祝い事に欠かせない赤飯や鳥の子餅も予約できますよ。

美味しい手作り和菓子に鎧兜と気さくなご主人が、お店の魅力そのものなんだなと思いました。やっぱり老舗には長く続いているだけの理由がありますね。ぜひお立ち寄りください！