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簡単・美味しい!キャンプ料理の定番レシピ~手抜き編~5選

NaaCampキャンパー/動画クリエイター

キャンプでの料理は、自然の中で食べると格別に美味しく感じます。しかし、キャンプでの料理は、道具や材料が限られていたり、火加減が難しかったりします。そこで今回は、定番料理の中でも簡単に作れて美味しいキャンプでの料理を5つご紹介します。それぞれの料理の作り方(と、手抜きの仕方)と、私が実際に作って食べた感想をお伝えします。

1.アルミホイル焼き

簡単でおいしいホイル焼き。里芋のホイル焼きもとてもおいしいです
簡単でおいしいホイル焼き。里芋のホイル焼きもとてもおいしいです

アルミホイル焼きは、キャンプで気軽にできる定番料理です。アルミホイルに好きな具材を包んで、火にかけるだけで完成です。具材は、野菜や肉、魚、チーズなど何でもOKです。じゃがいも、玉ねぎ、ベーコン、チーズがおすすめです。バターと塩コショウを少し加えて、しっかりと閉じます。焚き火の上に置いて、約15分ほど加熱します。アルミホイルを開けると、具材が柔らかくなって、チーズがとろけています。見た目が食欲をそそります。野菜とベーコンやチーズの塩気が良く合います。簡単に作れて、栄養もバランスも良いです。もっと簡単に済ませたいならじゃがいもを洗って皮つきのままアルミホイルに包んで焚き火の上に置きます。押してみて柔らかくなってきたら、塩やバターをかけて食べるだけです。焚き火で料理というのは、家では味わえないキャンプならではの料理方法です。複数の種類のじゃがいもを食べ比べてみるのも面白いです。じゃがいもの種類によって味や食感が全然違います。じゃがいも以外には玉ねぎやパプリカなども丸ごとアルミホイル焼きができます。アルミホイルを2重に巻いたり、火との距離をとって火加減してみてください。いろいろやってみたなかでのおすすめは里芋です。食感はねっとりしていますが、シンプルに塩だけかけて食べると絶品です。

2.カレーライス

好きな具材をいれてアレンジも楽しいカレーライス。メスティンとシェラカップを使えば雰囲気でます
好きな具材をいれてアレンジも楽しいカレーライス。メスティンとシェラカップを使えば雰囲気でます

キャンプといえばカレーライスというほど、キャンプでは定番の料理です。肉や玉ねぎ、人参を刻んで炒めてから、水とカレールーを加えて煮込みます。途中でブロッコリーなどを追加で入れても良いです。カット済みの冷凍野菜などを使うと簡単です。手を抜くならレトルトカレーを使ってしまいます。「ホテル仕様」という具があまり入っていないものが売っていますのでアレンジするにはそれが良いでしょう。手間をかけたくないけどちょっと凝りたい方は、スーパーなどで売っているタクコミックスというスパイスがおすすめです。本格的なスパイスカレーが簡単に作れてしまいます。ご飯はメスティンなどで炊きます。固形燃料で炊けば火加減や時間も気にせずに炊くことができます。詳しくは「メスティン、自動炊飯」で調べてみてください。カレーとご飯が出来たら、皿に盛り付けて完成です。シェラカップに盛り付ければキャンプらしい雰囲気となります。カレーはいつ食べても美味しいですよね。アレンジもいろいろできて何回食べても飽きません。メスティンで炊いたご飯も普段より美味しく感じます。キャンプで食べるカレーライスは最高です。

3.焼きそば

写真は五目あんかけ焼きそば。マルチグリドルは使いやすくておすすめ
写真は五目あんかけ焼きそば。マルチグリドルは使いやすくておすすめ

焼きそばも、キャンプでの定番料理の一つです。フライパンに油を引いて熱したら、豚肉を炒めます。肉に火が通ったら、キャベツやニラなどの野菜を加えて炒めます。野菜がしんなりしたら、そばを加えて混ぜます。最後に焼きそばソースやマヨネーズなどの調味料を加えて味付けします。お好みで青のりやかつお節などをトッピングします。特に紅ショウガのトッピングがおすすめです。普通の焼きそばがグレードアップしたように感じますよ。焼きそばは簡単に作れて満足感があります。野菜や肉の種類を変えたり、シーフードで塩味にしたりと、いろいろなバリエーションがありますので、食材調達する際にちょっと変わったものを入れても楽しめます。例えば、麻婆豆腐をかけても良いですし、目玉焼きをのせても良いです。手抜きをするなら五目あんかけの元をかけても良いですね。

4.スープ

いろいろな具材を入れたコンソメスープ。スープがあるとホッとします
いろいろな具材を入れたコンソメスープ。スープがあるとホッとします

スープも簡単で美味しい料理です。野菜も美味しく食べることができます。冬は体が温まります。コンソメスープの素を使って作ると簡単です。鍋に水とコンソメスープの素を入れて沸騰させます。その後、玉ねぎ、に人参、じゃがいもなどの野菜とウインナーを入れて煮込みます。ウインナーの代わりにベーコンでも美味しいです。塩コショウで味を調えます。ポイントはカレーの材料を半分取っておいて、それにウインナーを足すだけで良いこと。準備する食材を減らすことができます。ウインナーやベーコンは別につまみとして食べても良いですね。スープはあっさりとしていて、野菜やウインナーの旨味が出ています。スープがあるとホッとして落ち着けます。他にコーンやブロッコリーを入れても良いですし、これらはカレーに入れても良いです。カレーと食材がかぶっているのでカレーではなく焼きそばと組み合わせましょう(笑)

5.デザート

写真はマシュマロではなくウインナー。筆者は甘いものが苦手なので(笑)
写真はマシュマロではなくウインナー。筆者は甘いものが苦手なので(笑)

マシュマロは、キャンプでのデザートにぴったりです。焚き火の火が落ち着いたら、串にマシュマロを刺して焼きます。表面がこんがりと焼けたら、食べる前に少し冷まします。マシュマロは外はカリカリで中はふわふわです。甘い香りと味が口の中に広がります。チョコビスケットで挟んで食べても美味しいですね。100円ショップで収縮できる串が売っていますのでそれでしたらお子様も安心して焼くことができます。(ただし串から直接食べると串の金属部分で口をやけどするので注意)
甘いのが苦手な方は、ウインナーやベーコン、チーズなどを炙ればつまみとしても最高です。

ウインナーを焼くだけでもこんなに美味しそうに。キャンプではちょっと良いウインナーを
ウインナーを焼くだけでもこんなに美味しそうに。キャンプではちょっと良いウインナーを

以上、簡単なキャンプでの料理について5種類の作り方をご紹介しました。どれも手軽に作れて美味しいです。キャンプでの料理は、自分で作る楽しさや家族・仲間と食べる楽しさがあります。ぜひ、試してみてください。

オイルランタンで雰囲気づくり
オイルランタンで雰囲気づくり

キャンパー/動画クリエイター

週末キャンパーです。 キャンプが好きすぎて週1でキャンプをしています。 キャンプをする中で得た経験をもとにキャンプの楽しさを伝えられるような記事をお届けします。簡単で美味しいキャンプ料理も紹介します。YouTubeチャンネル「NaaCamp キャンプマニアックス」では、様々なキャンプノウハウやキャンプ道具を紹介しています。正しい知識で楽しくキャンプできる人が少しでも増えるように活動しています。

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