富山駅構内にある「おむすび屋」は、ますのすしの老舗メーカーで鱒の寿司以外にも駅弁などを作っている「源」のお店です。私は、電車の旅行の際必ずと言っていいほど源のおむすびを買っていきます。季節限定のおむすびや定番のおむすびは、小腹が空いたときにピッタリのサイズです。今回は、久しぶりに東京へ行く用事ができたのでこちらのお店に寄っておむすびを購入しました。相変わらず種類豊富で美味しかったので、少しご紹介します。

訪れたのは、土曜日の昼12時ごろでしたが既に売り切れているおむすびもありました。（材料があれば再販されます）私は、ここのぶり大根おむすびが大好きなのですが販売期間が終了していたため、他のおむすびを選ぶことに。ぶり大根おむすびとは、甘辛く煮込まれた鰤と切り干し大根の具が特徴的なおむすびで、初めて食べたとき本当に感動したものです。老舗鱒の寿司メーカーの企業努力に脱帽。大沢野にある「ますのすしミュージアム」では、工場見学ツアーやますのすし手作り体験なども人気だそうです。富山の魅力が詰まった観光スポットになっているので、こちらもいつかご紹介したいと思います。

この時期限定のおむすびは、必ず食べたいのでほたるいかのおむすびをチョイスしました。フキ味噌は完売しており、断念。どちらも人気のおむすびで、旅行する方以外にも購入していくビジネスマンや主婦の方も多いそうです。私は、いつも定番の鮭親子（鮭とイクラのおむすび）とぶり大根を購入するのですが、スタッフの方おすすめのホタルイカとますのねぎとろを選びました。旅行先で飲み歩きすることが決まっていたため、ランチはおむすび2個で我慢です。

近年新幹線内のマナーに厳しい方が増えて、自分の駅弁の匂いに対して敏感になります。しかし、駅弁も新幹線旅行の醍醐味だと思っているので、紙袋からおむすびを取り出し実食です。お手拭きも付いているので、手で掴みがぶりといきましょう。

まずは、初めて食べるほたるいかのおむすびから実食しました。筍の炊き込みご飯に挟まれたほたるいかは、あっさりとした味付けで臭みもなく美味しさだけがふんわり香り大変美味でした。生姜も効いており、筍の歯触りとほたるいかの弾力の違いが面白いおむすびです。私のおむすびには、小ぶりのほたるいかが3匹入っていました。ますのねぎとろは、ネギ少なめのこんもりと入ったますトロが挟まれたおむすびです。こちらも臭みもなくあっさりとした味わいで、3口ほどで食べ終わってしまいました。中六の醤油の甘さがじんわりと舌の上で味わえるおむすびなので、おすすめです。

美味しい富山のおむすびを食べて、東京まで小旅行。浅草や上野エリアは、外国人インバウンドで盛り上がっていました。どこに行っても外国人の観光客が多いので、まるで海外にいるような気分を味わえます。新宿にできたニュースポットである「歌舞伎町タワー」は、音楽好きやクラブ好きにもおすすめの場所で、Zepp新宿・ ZERO TOKYO・JAM17・カブキhallなど様々なジャンルの音楽を楽しめるでしょう。大型連休中に東京へ訪れる方や帰省する方は、駅で「おむすび屋」おむすびを購入してみて下さい。