富山市新富町にあるCiC地下一階にある「ぼてやん多奈加」富山駅前店は、平日でも行列が絶えない老舗のお好み焼き屋さんです。5月7日は粉もんの日ということで、今回はこちらのお店をご紹介したいと思います。

行列を待つときは、お店の前にある名簿に名前を書きましょう。その横にメニューもあるので、あらかじめメニューを決めておくとスムーズに注文できます。お好み焼きは、焼き上がりに30分ほどかかるため、サクッとランチするには向きません。しかし、行列だろうが焼き時間が30分ほどかかろうが食べたいお好み焼きがここにはあります！あのもったりした甘めのマヨネーズがたっぷりかかったお好み焼きは、唯一無二の富山グルメです。

この日は、同僚たちとランチだったので、テーブル席に案内されました。カウンター席は、焼いている所が見られる特等席なので座れたらラッキーです。席に座りすぐに注文をしました。焼けるまで時間はかかりますが、その分同僚とゆっくり話ができます。いつもこちらのお店では、定食を注文します。メニューには、お好み焼き定食と焼きそば定食しかないのですが、2人で定食を注文してお好み焼きと焼きそばのハーフアンドハーフに変えてもらいました。他の同僚は、豚玉とお土産用の豚玉を注文していました。（夜もぼてやんを食べたそうです）

ランチが到着して、無我夢中でお好み焼きと焼きそばを頬張りました。濃いめの味付けの焼きそばは、ご飯にもピッタリです。目玉焼きを焼きそばに絡ませたら、味がまろやかになりますのでぜひやってみてください。目玉焼きは、ご飯の上に乗せて食べても焼きそばに絡めても美味しいので、必須です。そして、お好み焼きは、ふわふわの生地にもったりとしたマヨがたっぷりとかけられており、絶品でした。仕事中に同僚と「ぼてやん行く？」「行くー！」という会話をしてから、頭の中はぼてやんのことでいっぱいでした。ぼてやんの単語を聞くだけで、この味を思い出せるぐらい馴染みの深いお好み焼きです。富山には、私と同じような方もたくさんいると思います。メニュー名を聞くだけで食べたくなる料理があるのは、幸せなことです。

定食をペロリと平らげ、余韻に浸ることなく職場に早足で戻りました。夜になってこうやって記事を書いてるだけで、また食べたくなります。県内外からのお客さんに愛されている「ぼてやん多奈加」のお好み焼きは、相変わらず美味しかったです。この記事を見てぼてやんが食べたくなった方は、ぜひ足を運んでみてください。