市民と農をつなぐ、魅力あふれる農業公園

名古屋市農業センターは、1965年に開園し、市民に長年愛されてきた農業公園で、「野菜と家畜」をテーマに、農業への理解を深め、憩いの場を提供してきました。

名古屋市に変わり、2024年３月23日に未来農業共同事業体により「名古屋市農業センターdelaふぁーむ」としてリニューアルしました。

「名古屋市農業センターdelaふぁーむ」のリニューアルに携わっている未来農業共同事業体は、市民と農をつなぐ架け橋としてより農業が身近なものとして感じられるように、さらに魅力的な施設へと生まれ変わることを目指しています。

都市農業の6つの機能

「名古屋市農業センターdelaふぁーむ」は立地条件も活かして新鮮・安全な農産物の供給以外にも、6つの重要な役割を果たしていきます。

1.自然との触れ合いによりまちなみを良くしていく
2.農業体験、自然散策などのイベント開催で交流による地域活性化
3.地産地消の推進や食育活動により食を学ぶ
4.野菜の収穫、動物との触れ合いなどにより環境を守っていく
5.地元で採れた新鮮な野菜など地域食糧をつくる機能
6.都市災害時の避難場所や食料供給基地としての役割

上記のことを楽しみながら参加したり体験できるdelaふぁーむの各エリアを紹介します。

なご八市場

なご八市場では、名古屋市内で栽培された新鮮な野菜や果物、乳製品、加工品などを購入できます。日により少しづつ違ったものが入りますので、ぜひエコバッグ持参でのぞいてみて下さい。

農業センターの牛からとれた生乳を使用したチーズとプリン

農業センターにはリニューアルに伴い成牛舎が新設されました。成牛舎の乳牛からとれた生乳でチーズを製造している「名古屋チーズ工房HAKU」は名古屋市中川区にチーズ工房と店舗があります。いつも農業センターまで生乳を取りに来て、中川区の工房でチーズを製造しています。

そのチーズが農業センター内の「なご八市場」でも購入できるようになりました。カチョカバロやゴーダチーズ、リコッタチーズ、しょうゆdeチーズなど変わり種チーズもあります。
「名古屋チーズ工房HAKU」は、最近テレビ番組でも放送されていて名古屋で人気の話題のチーズ工房です。

生乳100％のプリンがあり、種類は濃厚なチョコレート、抹茶、八事五寸人参、チーズプリンなどがあります。（価格は税込432円～518円）八事五寸人参プリンは地元ならではの生乳100％プリンです。ぜひ味わってみてください。（→名古屋チーズ工房HAKUについての詳細記事）

リニューアルに伴い新設された成牛舎では、乳牛の乳を最新鋭の搾乳ロボットで搾乳しています。その様子をガラス窓越しに見学できます。

名古屋市農業センターdelaふぁーむでは、名古屋コーチンや生まれたての可愛らしいひよこも観察することができます。

ふれあい動物園

ふれあい動物園では、ひつじやうさぎや亀、モルモットなどの動物にふれあえます。ボールパイソン（白蛇）ともふれあい体験できますよ。えさやりについては、えさ代が別途必要です。（100円～200円）

BBQ CANVAS Hirabari

農業センターにBBQ広場も登場。手ぶらでバーベキューができます。
利用には「BBQ CANVAS Hirabari」予約サイトからの予約が必要（最後に記載）

機材セットプラン（食材持ち込み）、機材・食材セットプランがあります。土日は早くに予約がいっぱいになる事が多いので早めの予約がよさそうです。

レストエリア

レストエリアにはカフェ「Hirabari　Farmers　Cafe」があり、オムライスやジェラート、ドリンクなどが購入でき、お店の前にあるテラス席で飲食できます。ジェラートはシングル400円、ダブル550円。

農業体験や各種講習会も

農業センターdelaふぁーむでは、今後、里山体験や有機農業教室、親子手作り教室などを開催していきます。

食農体験教室では、梅干し作りや、ケチャップ作りなどがあり、７月と８月には名古屋チーズ工房HAKUのモッツァレラチーズ作りも体験ができますので、下記 公式HPのお知らせをチェックしてくださいね。