大師公園前の人気店が川崎大師の表参道に進出

　厳選素材と江戸時代から続く伝統製法「壺焼き」を用いて生まれる「壺焼き芋」が評判のお店「つぼ焼き芋 甘い和」が8月末に川崎大師の表参道に移転し、装い新たにグランドオープンしました。

「甘い和」の「川崎大師」でつくる「壺焼き芋」への想いやこだわりについては以前の記事をご参照ください。

新店舗のコンセプトは川崎大師の街に馴染んだ「和モダン」

　新店舗は歴史ある大師の雰囲気に馴染み、お客さんが落ち着いて過ごせる空間となっています。

　店頭には「紅あずま」や「くちどけシルク」などその日に提供できるこだわりのお芋をディスプレイし、また、珍しい壺焼きの様子も見ることも出来ます。

新商品開発にも挑戦。大師参拝のお供に

「甘い和」では壺焼き芋の良さをより伝えるために日々改良を続けています。今回の移転の準備期間を利用して、以前の店舗で常連だったお客様の感想を聞きながら、新たな商品を試行錯誤の末に作り上げました。

大師参拝のお供に最適な新メニューの販売も開始しました。

地域のご縁もあり、川崎大師の表参道でのオープンを果たす

　前の店舗でも売行き好調でこれからと考えていた矢先に、建屋の老朽化が発覚、移転を余儀なくされました。「縁ある大師地区でお店を継続したい」といった強い思いもあったものの、移転場所や移転費用の準備など突如訪れた苦難に頭を悩ませ、一時は川崎大師から少し離れた他の場所への移転も考えたそうです。そんな時、同じく大師地区でお店を開く地元の方々からの暖かい声掛けがあって、店舗をいくつか紹介してもらい新店舗となる場所を確保、費用面はクラウドファンディングで支援を募り移転の算段をつけました。

店舗も新たに「甘い和」の第二章が開幕

「川崎大師観光のキッカケになる『大師と参拝客との懸け橋になるようなお店』にしていきたい」

　「苦境に立たされながらも、目標であった川崎大師の表参道での開業することが出来たのは地元の方々からもらったご縁のおかげと感じている。道半ばだが、気楽にくつろげる空間や人を惹きつける商品を提供して『甘い和』に人を集めるキッカケを作ることで、川崎大師の街の活性化にも繋げたい」と店主の濵尾龍太さんは話してくれました。

　川崎大師表参道を甘いサツマイモの香りで包み込む「つぼ焼き芋 甘い和」。参拝にお越しの際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

アクセスはこちらから。 表参道沿いにお店を開いています。

掲載写真：つぼ焼き芋 甘い和より一部提供