表参道エリアにくず餅の名店「船橋屋」の新業態店「BE:SIDE」が、2021年3月19日にオープン。

賞味期限わずか20分の「みずくずもち」はやさしい甘味でした。

こちらが「元祖くず餅 船橋屋」の新業態店「BE:SIDE」。表参道駅から徒歩7分ほど歩いた、閑静な住宅街に位置します。

「BE:SIDE」の店内

店内にはスタイリッシュなカフェスペースがあり、元祖くず餅などのカフェメニューをイートインできるほか、隣の棟では「くず餅由来」の発酵化粧水を活用したトリートメント（完全予約制）も受けられるそう。

店内では、船橋屋おなじみの「元祖くず餅」や「飲むくず餅」「くず餅プリン」などもテイクアウト出来ました。

そんな中、今回はこちらのテラス席で、カフェメニューをいただきました。

「BE:SIDE」のカフェメニュー

「BE:SIDE」のカフェメニューはこちら。

「くず餅（黒蜜黄な粉）」をはじめ、「焙じ茶のおしるこ」や「飲むくず餅（乳酸菌）」「黒蜜きな粉スムージー」などのドリンクメニューが楽しめます。

各テーブルの上にはQRコードがありました。

こちらをスマホで読み取って、スマホから注文できるとスタッフの方に伺って、さっそくQRコードを読みとってみると、

こんな感じでスマホから注文出来ました。

その中に新メニューとして「みずくずもちセット（賞味期限20分）」なる気になるワードを発見！今回はこちらの「みずくずもちセット」をオーダーしてみました。

賞味期限20分の「みずくずもちセット（黒蜜黄な粉）」

待つこと数分。賞味期限20分の「みずくずもちセット（黒蜜黄な粉）」が到着！

お皿の上には、白玉3つ分くらいの大きさの「みずくずもち」が3つ。黒蜜とともに、きな粉がたっぷりとかけられています。

原料は1年3ヶ月乳酸発酵させた「小麦でんぷん」を蒸し上げて使用。

「くず餅乳酸菌」と名付けられた植物性乳酸菌がたっぷりと入っています。

常温でも20分もすると溶けてしまうため「賞味期限20分」なのだそうです。

お皿を少し揺らしただけでもプルンプルンと揺れるほど、やわらかな「みずくずもち」は、口の中でほろりと溶けるその食感も去ることながら、喉元から溶けながらもスッと身体に染み渡りました。

まさにこちらのお店でしか食べられない、特別な「みずくずもち」ですね。

セットの飲み物は「屋久島無農薬二番煎茶」「お抹茶」「くず餅専用珈琲」「オーガニック珈琲」の中から「くず餅専用珈琲」をチョイス。

日本橋「ミカド珈琲」の焙煎士が厳選・焙煎したという「くず餅専用珈琲」は、濃厚な香りがたつクレマとともに少し酸味があって「みずくずもち」のやさしい甘味をさらに引き出していました。

216年続く「船橋屋」の新業態店「BE:SIDE」は、表参道さんぽの途中で立ち寄りたい、ほっとできる和カフェでした。

BE：SIDE(SWEETS＆TREATMENT) 店舗情報