【東広島市】市中心部の憩いの場・西条中央公園
東広島市の西条地区の中心部には、「西条中央公園」という名の大きな公園があります。
街の中心部ではありますが、市役所と芸術文化ホール、美術館に囲まれていて、落ち着いたたたずまいを見せています。
公園は道路を挟んで2つに分かれます。市役所北側のエリアは、主に運動場として使われています。テニスや野球をする人々で賑わいます。10月の「酒まつり」のメイン会場にもなります。
市立美術館北側の方のエリアは、多種多様な設備があります。屋根付きの広々としたベンチ。その向こうにはたくさんの遊具があり、大勢の親子連れで賑わいます。
トイレと自動販売機が設置されています。
公園は昭和45(1970)年まで広島県立西条農業高等学校(今は市内の別の場所に移転)が立地していた跡地です。公園内には「西農跡地」と書かれた記念碑があり、その横のプレートでは学校の歴史を詳しく伝えています。
西条農業高校は明治43(1910)年創立と大変歴史が古いです。広島県に昔からある農業学校として、これまで多くの人材を世に送り出してきました。そういう由緒ある歴史に思いを馳せながら、公園を楽しむのもいいと思います。
記念碑の周辺の木々は、昨年11~12月に大きくて華やかなイルミネーションで彩られ、愛でる人が多くいました。今年の年末の実施はまだ未定とのことですが、またぜひとも実施してもらいたいものです。
西条中央公園
住所:広島県東広島市西条栄町1214-45
年中無休、24時間利用可。テニスコートの利用の予約は不要。