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【横浜市】横浜市営地下鉄グリーンライン、9月下旬に変わることがあるのを知っていますか?

中村伊知花地域ニュースサイト号外NETライター(横浜市)

「身近すぎる地域情報」号外NET横浜市緑区・青葉区担当ライター中村です。
2008年3月30日に開業した横浜市営地下鉄グリーンライン。2022年9月からちょっとだけ「変化」があるのをご存じですか?

横浜市営地下鉄グリーンラインとは

横浜市営地下鉄グリーンラインとはJR横浜線の中山駅(神奈川県横浜市緑区寺山町)と東急線の東横線・目黒線の日吉駅を港北ニュータウンを経由して結ぶ鉄道です。

横浜市営地下鉄グリーンラインが開業して以来、横浜市緑区周辺から日吉駅経由での都心へのアクセスとして利用されるようになりました。

また、横浜市営地下鉄中山駅が出来たことにより、横浜市営地下鉄あざみ野駅(横浜市青葉区あざみ野二丁目)からセンター北駅(横浜市都筑区中川中央一丁目)もしくはセンター南駅(横浜市都筑区茅ケ崎中央)でブルーラインからグリーンラインに乗り換えることで、あざみ野駅・たまプラーザ駅周辺からもJR横浜線へアクセスしやすくなりました。

横浜市営地下鉄ブルーライン「センター北駅」。地下鉄ですが、一部地上を走ります。
横浜市営地下鉄ブルーライン「センター北駅」。地下鉄ですが、一部地上を走ります。

人気スポット「よこはま動物園ズーラシア」へは、JR横浜線・横浜市営地下鉄中山駅から「よこはま動物園行き」のバスで約15分です。

横浜市営地下鉄中山駅ができたことにより、田園都市線周辺の住民でも「よこはま動物園ズーラシア」へ公共交通を利用してのアクセスが便利になりました。また、JR横浜線の駅ビル商業施設を利用する機会も増えたかもしれせん。

JR横浜線中山駅の駅ビル「ビーンズ中山」
JR横浜線中山駅の駅ビル「ビーンズ中山」

2022年9月下旬、横浜市営地下鉄グリーンラインは4両編成から6両編成に変わる予定です!

さて、そんな風に地域の交通利便性を高めた横浜市営地下鉄グリーンラインですが、2022年8月現在、4両編成で運行しています。首都圏と横浜市を結ぶのに「4両編成」とはちょっと意外かもしれませんね。堅調に利用者を増やし、なんと2022年度9月下旬に「6両化車両」が登場し、電車が6両編成になる予定です!

横浜市交通局ホームページ「グリーンライン6両化事業の概要」(外部サイトへ)によりますと「令和4年9月下旬から順次6両化車両を導入する予定です。」とのことです。

プラス2両のためのホーム設備の工事を完了

全10駅でプラス2両のためのホーム設備の工事などを完了し、満を持しての6両編成です。

コロナ禍においてリモートワークが導入されて、都心への出社が毎日ではない方も増えたとはいえ、6両編成の導入で、快適に通勤・通学できるようになるのはうれしいですね。

横浜市営地下鉄グリーンラインは都心へのアクセスだけでなく、近隣エリアへの移動でも利用されています。「バスのように小回りが利くけれど、渋滞の影響は受けにくい」便利な「鉄道路線」として地元に定着していると言えそう。

個人的な感想ですが、こぢんまりとした4両編成の電車内にいると「東急大井町線にいるみたい」な気持ちになることがあります。ちなみに大井町線各駅停車は5両編成、急行は7両編成で運行されています。

このような変化があると「都市計画があり、交通網も計画して発展しているんだな〜」ということを実感します。横浜市緑区・青葉区の「身近な鉄道」横浜市営地下鉄を夏休みのお出かけなどで利用してみてはいかがでしょうか。

■横浜市交通局ホームページ「グリーンライン6両化事業の概要」(外部サイトへ)

【施設情報】
横浜市営地下鉄グリーンライン
神奈川県横浜市緑区の中山駅から横浜市港北区の日吉駅まで全10駅。
横浜市青葉区からは横浜市営地下鉄あざみ野駅よりセンター北駅、センター南駅より利用可能。
■運賃、経路検索、路線図など詳しい情報は
市営地下鉄・市営バス 横浜市交通局「市営地下鉄に乗ろう」(外部サイトへ)

地域ニュースサイト号外NETライター(横浜市)

神奈川県出身、横浜市在住。海と山をこよなく愛するワーママ。生活情報誌、手帳会社のWebディレクター業務を経て、現在はライターとして地域情報・フード情報を執筆。

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