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ヨガインストラクターがオススメする眠れなくて困っているときにできること

中村美日子ヨガインストラクター

初めまして。札幌でヨガインストラクターをしている中村美日子と申します。

ヨガのお仕事に携り12年以上が経ちました。私がヨガを始めた理由は身体の調子をよく崩していたので、健康を保てる趣味を見つけたいと思ったからです。

自分でできて、簡単で、効果を実感できるヨガの様々なメソッドをお伝えしているのですが、

今日は「深く眠るために」というテーマでお送りします。

お布団に入ってから15分以上眠れないと、なんだかこのまま眠れないのでは?

と焦って気持ちが出てきたりしますね。1.2時間眠れずにいる方も多いと思います。

そんな時は眠るのをやめて本を読んだり、スマホをいじったりしがちです。

深い呼吸をすると心身ともに落ち着くのですが、今日は寝ながらできる呼吸法で深い眠りにつながるポイントを紹介します。

1、鼻から大きく呼吸をしておなかを膨らませたり縮めたりする。

鼻で呼吸をすることで肋骨の下にはりつく横隔膜をよく動かすことができます。胸やおなかを動かすことで体が緩むので、深い眠りにつながる可能性が高いです。

2、目を閉じてもすぐに寝ようとしない

目を閉じてすぐに眠ろうとせずに、その瞬間の体の状態を感じ取るようにする。

手や足が温かいのか冷たいのか?

身体のどのあたりがこわばっているのか?

痛いところがあるのか?

などを感じるようにすると、眠れないことを辛く感じづらいのではないでしょうか?

3、いろいろ考えてしまって眠れない時に、考えないように努力するのをやめる。

考え事をしていて眠れなくなっているときには、考えないようにしようとしていませんか?

考えないようにしようとすると余計にいろんなことを考えがちです。そこで、考えていることに気づいて、そのまま考えを眺めるようにしてみます。

4、体がリラックスしている状態を想像してみる

身体がリラックスするとずっしりとうまっていく感じがするかもしれません。

もしくは温かく感じる方もいるかもしれません。

リラックスすることで体が緩んでいく様子をイメージして、実際にリラックスしていなくても続けていると、不思議と力が抜けてきて心身が緩みます。

ここまで1~4まで紹介してきた内容を音声にまとめています

ぜひお試しくださいませ。

簡単で、誰にでもでき、効果があるヨガの様々なメソッドを紹介していきます。

心身が整って、毎日快適に過ごすことにお役に立てれば幸いです。

中村美日子

ヨガインストラクター

1982年12月生まれ。札幌市出身。早稲田大学第一文学部臨床心理学専攻卒。在学中に瞑想やマインドフルネスに出会い、教育業界に就職後、若年性早期閉経と診断され不眠や不安に悩んだことをきっかけに退職し、ヨガの道へと進む。ヨガの深い癒しに感動し単身ハワイにてヨガ資格を取得。現在はホットヨガスタジオをプロデュースし多くの方に心身の癒しを感じていただけるクラスづくりを展開。また全米ヨガアライアンス認定スクールを運営し、ヨガ講師育成を行い、「好きなことを仕事にする」をテーマに受講生のライフプロデュースにも力を入れている。物事の解釈を変えると現実が変わってくることの面白さをヨガと瞑想を通じ伝えたいと考える。

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