ショートフィルム

固定観念を疑え!錯覚の魔術師Body Painter チョーヒカル

中村貴洋

映像ディレクター

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皮膚の切れ目から心臓がのぞき見えるボディーペイント。顔面が馬に様変わりするフェイスペイント。後頭部が電球に様変わりするヘッドペイント。その緻密で精巧な絵が、私たちの目を錯覚に陥れるボディペイントアーティスト・チョーヒカル(26)。
有名企業の商品とのコラボレーションや、海外での個展開催、CDジャケットのアートワーク、作品集、漫画、本のイラストまで、活動は目覚ましく、その幅はこの数年で急速に広がっている。

あっと驚くような彼女の作品は、人々がもつ固定観念を変えることをテーマに生み出されている。日常の要素を非日常的に生まれ変わらせる手法は、まさに魔法のよう。

なぜ「固定観念を変えること」をテーマに作品を作りづけているのか。そこには彼女のルーツが関係している。

チョーヒカルは日本で生まれ育った中国人。自身の国籍から先入観を持って接する人も少なくないという。帰国すると外国人扱いされ、指紋と顔写真を撮られることも。そういう経験から、勝手な決めつけや常識、偏見が嫌になり、自身の作品を通して、人々に表面にとらわれず、もっと内面に目を向けてほしいと考えている。

私は、チョーヒカルの素顔に迫ろうと新たな挑戦にも密着した。
彼女は、今年3月に開催された「第11回 渋谷ファッションウイーク」のアンバサダーに就任。
そのメインイベントでもあるファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」で、自らランウェイを歩き、作品を披露することになっていた。
これまで他人からの視線が集まる表舞台を避け続けてきた彼女にとって、この挑戦は苦痛だったという。他人から見える彼女の活躍とは対照的に、自分自身に未だ自信が持てないという。
自分の顔が……体型が……肌が……嫌い。でも誰かに認められたくて必死になる。自意識の強さが、彼女を苦しめつづけてきた。
そんな上手に生きられない言い訳を意気揚々と人に話し、「こじらせている」ことがアイデンティティだった彼女が、初めてそれを打ち破るべく挑戦する。
彼女の奮闘ぶりを動画で是非みてほしい。

“かっこいい人間になりたい”そう願う多くの若者にとって、自分を変える一つのきっかけの作品になってほしい。

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