筑波実験植物園にて2023年4月15日(土)から「さくらそう品種展」が開催されています。「さくらそう」は伝統園芸植物の1つで、古くから春を告げる花として親しまれてきました。江戸時代から栽培されており、今では300もの品種があるそうです。

筆者が訪れたのは平日の11時ごろでしたが、駐車場はほぼ満車状態でした。しかし車の出入りが多かったので、少し待っていたら駐車場に空きが出ました。

筑波実験植物園の教育棟横にある日本庭園周辺では、さくらそうの野生種と150種類以上の園芸品種が展示されていました。教育棟の横のさくらそうコーナーは平日にも関わらず、さくらそうを観賞しにやってきた人々で賑わっていました。

とてもたくさんの品種があるさくらそうですが、これらの園芸種はもともと1種の野生種から作出されたそうです。

さくらそう1株1株をじっくり見てみると、花の形が違っていて、色もピンクや白とさまざまです。これらの品種がすべて1つの野生種から作られたと思うと感慨深いものがありますね。

教育棟では1鉢500円でさくらそうの園芸種が販売されていました。

さくらそう品種展の開催期間は2023年4月23日(日)までです。さまざまな種類のかわいらしいさくらそうを見てみたい方は筑波実験植物園へお急ぎくださいね。

【筑波実験植物園】
・さくらそう品種展ホームページ
・住所：〒305-0005つくば市天久保4-1-1
・電話番号：029-851-5159
・開園時間：9：00～16：30(最終入園16：00)
・入場料金
一般・大学生320円
高校生(高等専門学校生含む)以下無料