奈良・平安時代の常陸国筑波郡の郡役所跡と想定されている「平沢官衙遺跡」。

現在(2024年1月)、平沢官衙遺跡歴史ひろばにある3棟の実物大復元建物のうち、中央に位置する土倉の再整備工事が行われています。

2024年2月4日(日)、平沢官衙遺跡歴史ひろばでは実物大復元建物である「土倉再整備工事の見学」や「茅(かや)こしらえ体験」ができるそうです。茅屋根の葺き替え工事の見学と茅こしらえの体験は、なんと20年に1回ほどしか行われない大変貴重なイベントです。

再整備工事現場の見学では、実際に工事現場の足場に登って、茅屋根の構造や茅のふき方の説明を聞きながら、間近で見学できるそうです。

茅こしらえ体験では、地上で茅束を作成する茅葺(かやぶき)体験や工事現場の見学ができます。

2024年2月4日(日)に行われる再整備工事の見学と茅こしらえの体験は、1月25日(木)23時59分までにインターネットからの申し込みが必要です。申し込みは「いばらき電子申請・届出サービス」から行います。

参加費は無料ですが、応募多数の場合は抽選となります。なお、抽選結果は1月末ごろメールでお知らせされるとのことです。

【実物大復元建物土倉再整備工事の公開・茅こしらえ体験】
・ホームページ
・事前申し込み制のため、こちらのページからお申し付けください。
・開催場所：平沢官衙遺跡歴史ひろば(つくば市平沢353)
・申し込み期間：2024年1月10日～1月25日23時59分
・開催日：2024年2月4日(日)
※雨天や荒天の場合は2月11日(日)に順延されます。
・参加費：無料
※参加できるのは、小学5年生以上の自力で足場の上り下りが可能な方となります(小学生は保護者の同伴が必要です)。