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前回は岩村駅をご紹介しましたが、今回は駅近くの岩村本通り～岩村城までざっくりと伝えます。

全長約1.3ｋｍの古い町並み。江戸、明治、大正、昭和の面影を色濃く残す古民家や商家が立ち並びます。平成10年には「重要伝統的建造物群保存地区」として選定。NHKの朝ドラ「半分、青い」や映画のロケ地としても知られています。

所々に雑貨屋さん、古物商やかすてら屋さん、うどんが食べられるお店なども。

パンチのあるデザインですね。どの薬も効きそうです。

雰囲気が統一された町並みで、ブランディングされていますね。

素朴ながらとても丁寧な町並み保存をされているのが感じられます。

そしてその先にあるのは、岩村城跡。

簡単に攻められないようにと続くくねくねと曲がる登り道が続きます。

あちこちに曲輪や高石垣が残り、攻める側から見ればさぞかし威圧感があった事でしょう。

岩村城は鎌倉時代に築城された城です。戦国時代は一時期、織田信長の叔母、おつやの方が女城主として岩村の地を治めていました。

今の六段壁の石垣はその後、改修を重ねて造られたもの。

江戸時代は岩村藩がこの地を治めていました。

日本で一番標高の高いお城だけあり、登山、ハイキングのようなお城めぐりが楽しめます。日本100名城としても知られ、お城好きにはたまらない山城です。

今回、ざっくりとお伝えしましたが、近くには岩村歴史史料館や女性教育に身をとささげた歌人、下田歌子の勉学所もあります。

岩村は小さな街の中に見どころいっぱいの場所なのです。

時間をかけて回りたい史跡が多いので、是非、足を運んでみてください。