2023年、中津川駅前にファッションブランドの実店舗「CUT」がオープン。現在は阪急百貨店、高島屋でポップアップショップを開催したり、通販販売などで多忙な日々だそうです。

中津川発のかっこよくてキュート、シンプルだけど奥深いブランド、「CUT」の世界を覗いてみました。

オーナーの古山さんは、駅のすぐ向かいにある丸五看板の娘さんとしてこの街を過ごし、デザインを勉強した後、演劇演出、衣装の世界に。舞台の裏側で働く日々は毎日刺激があったそうで、その世界を知ったからこそ「CUT」が生まれるきっかけにもなりました。

2015年に「CUT」ブランドがスタート。そして昨年、地元中津川に実店舗が誕生。

「親が看板屋さんだったので、作業着ってかっこいいなあ、と思ってました」と古山さん。

通常の作業着は機能的になっているため、ファッションとしての形に落とし込み、シンプルだけど、誰が着ても「自分がそのままでいられる」服を目指し、今のスタイルが出来上がっていったそうです

「おばさんだから着られない、私がブランドなんて…という人ほど、目立ってほしいし、発言権が得られる、主役になれる服を」という古山さん。

不思議なもので、誰が着ても印象が変わり、高校生が着てもご年配の方が着てもその人らしさが出る「CUT」の服。

4月には市内本町のカフェ、Holidayparkで行われる「つなぐ市」に参加予定。その他舞台演出や百貨店での仕事と忙しいそうですが、お店を覗いてみたい、という方は、「不定休なので、ご予約頂ければゆっくりご覧いただけます。気後れせず、買わなくてもいいからバーン！と入ってきてください！」とのこと。

予約はInstagram、DM、予約フォームがあるので是非ご利用を。

誰でも自分の人生の主人公。

そんな優しい世界観のブランドに触れてみて下さい。