中央区にある、さいたま赤十字病院跡地にオープンしたシマホこと「島忠 ホームズさいたま中央店」のフードコートには、穴場と言っては失礼なほどに本格的なお茶を出してくれるお店「Tea style cafe 三島屋」があります。本格的！と聞くと高そうな印象を受けてしまうかもしれませんが、実はこちらのお店、おいしいソフトクリームが110円だったり、紅茶の専門家が選んだ本格紅茶（しかもティーコジーに入ったティーサーバーで提供される）がたったの330円で飲めてしまうなど、気軽なのに満足度の高いお店となっています。

ちなみにティーコジーとはティーサーバーの外側に被せる布製の保温カバーで、これにより湯の高い温度が維持され、紅茶がよりおいしく抽出される道具です。紅茶をうまく抽出するためには地味ながらも重要なアイテムで、これの有無が紅茶の味を左右します。このスタイルのお店で、ティーコジー導入しているところを他に知りません。

なぜそこまで紅茶にこだわっているのか。それはこのお店が ”大宮で紅茶ならここ！”という有名店「サロン・ド・テ サブリエ」の姉妹店にあたるからです。ルミネ大宮にあるサブリエさんは、紅茶とガレットがとにかくおいしい！我が家もお気に入りです。今回は三島屋さんの紹介なので詳しくは紹介しませんが、後日改めて記事にできればと思っています。

話は戻って三島屋さんですが、実はフードも豊富。個人的にもイチオシしたいのが、店内焼き上げのパイです。定番のアップルパイから季節のものまで、高くても300円強ほどというこちらもまたリーズナブルなんですよ。もちろんですが紅茶との相性はバツグンで、たった600円ほどでこの組み合わせが楽しめてしまうのは、罪悪感さえ感じてしまうほど。

フードコートとはいえど、独立した店舗は三島屋さんだけ。ほかはシマホ内のお店でお弁当などを買ってきた方が使うゾーンになっていますので、基本的には空いていて広々としたスペースを使えます。さらにこちらのシマホは駐車場が1時間無料なので、自動車移動の合間にもぴったり。この穴場と呼ぶには申し訳ない本格カフェ、ぜひ活用してみてください。

以下、ギャラリーです。