さいたま市は40度に迫ろうかという酷暑の日々が始まりましたが、そんな夏真っ盛りに食べたいものといえば、ラーメンです。異論はあるかと思うのですが、汗をダラダラと流しながら食べる真夏のラーメンは最高なんです。

とはいえ、夏は冷たいラーメンが食べたいとか、辛いものが食べたい、みたいな意見もあることでしょう。そこで、そういった様々な意見を全て取り入れた絶妙な存在として君臨するのが、大宮の有名店「狼煙（のろし）」で提供されている「かれつけ」ことカレーつけ麺です。ラーメンほど熱々ではないつけ麺（麺は水で締められ冷たい状態）に、スープは魚介豚骨ベースでありながらピリリと辛さを感じるカレー風味。まさに誰にでもオススメできる「King of 夏のラーメン」と呼びたくなる存在が、この「かれつけ」なのです。

今回訪問したのは大宮駅から徒歩7分ほどの場所にある、「狼煙 大宮店」。この酷暑の中、昼のピークを外してきても行列ができていたのはさすがです。

お目当ての「かれつけ（中盛り）」に味玉を追加して、提供されたのがこちら。

いやあ、美しいですね。麺はそのまま食べてもおいしいくらいにしっかりとした小麦の味わいがある太麺。そしてつけ汁は魚介豚骨ベースにカレー粉を追加してある、その名の通りのカレー汁です。ビジュアルとしての唐辛子が良い雰囲気を出していますね。

食べ進めるとわかるのですが、麺へのスープの絡みつきがハンパありません。まるで小麦でカレーライスを食べているような不思議な感覚です。個人的な経験でいうなら、標準サイズの麺200gだとつけ汁が少しあまり、サイズ中の300gだとつけ汁と麺がピッタリ終わる。そんな感じのサイズ感です。サイズ大の400gはつけ汁がおかわりできるとのことので、スープ割りや白めしドボンなどを楽しむならあえて標準もしくは大が良いのかもしれませんね（大はまだ試したことがありません）。

ということで、今回は中盛りながら一瞬にして完食してしまいました。炎天下の中、行列をしてから食べたのがより美味しさを増してくれた！というサトリが開けたような気がします。この「かれつけ」ぜひ真夏のうちにチャレンジしてみてください！