1週間と言わず、ずっと居てくれてもいいのですけど。

そんな言葉がついつい漏れてしまったのは、もはやイベント会場で食べる食事を軽く超えてきてしまったからです。

おなじみ「そごう大宮店 お食事ちゅうぼう」は、1〜2週間で入れ替わり立ち替わり、国内の名店が食べられるという素晴らしい企画。僕も今のところほとんどのお店を味わっておりまして、そのラインアップはこのコーナーでも何度か紹介させていただいております。

さて、そんな中でも「マ、マジか…」というお店がありまして、そのうちの一つが今日紹介する「ミート矢澤」さんです。

同店といえば五反田に本店を構える、日本を代表する肉料理のお店。昼時には大行列をなすことでも知られており、個人的にも職場が五反田にあったことともありまして、何度か利用させていただいておりました。

さて、そんなお店が「お食事ちゅうぼう」に登場したわけですが、今回のメニューを見てちょっと驚きました。「黒毛和牛ハンバーグのビーフシチュー定食」なんて、メニューにありましたっけ？

ちょっと記憶に無かったので各店舗のメニューを見ましたが、どこにも見当たりません。もしかして、現状ではこのメニュー、お食事ちゅうぼうでしか食べられないのかも知れません。

ということで待つこと数分。先にサラダとスープが運ばれてきますので（これも旨い！）そちらを食べておりますと、期待の品が到着しました。

思い切って目玉焼きを付けてみましたが、ハンバーグが隠れてしまいましたので、少しだけ移動していただいて…。

うわあ…。

いわゆる「煮込みハンバーグ」になったミート矢澤のハンバーグ、ですね。断面からは肉汁もたっぷり。本店の鉄板で食べる半生に近い通常商品とはまた違ったおいしさがあります。シチューをたっぷり絡めて食べたい！

そのビーフシチューには牛ホホ肉が使われているようで、肉厚なのにホロッホロと簡単に切れます。きちんと苦みも感じる味わいになっていて、味の層が深い！ワインが欲しいですよ。

最低限のテーブルセッティングもしてくれますし、これはもはや企画的なレストランの域を超えているのでは…。お食事ちゅうぼうの自由度の高さに驚きますね。

ということで、この日は平日ながらも待ち行列ができていました。この味が食べられるのは3月26日(火)まで。急ぎましょう。

お食事ちゅうぼうもだいぶ知られてきたようで、新しいお店を楽しみにしている人が増えてきたような気がします。そごう大宮店の予告を見ると、これからも「マジで？」というお店が控えているようで、楽しみになってきますね。