セフルジェネリックが、本家に変わった？

一風堂といえば、世界で愛される博多ラーメンの専門店。僕も生まれて初めて食べた博多ラーメンといえば、関東に出てきて食べた一風堂でした。白く濁ったスープ、細い麵、入れ放題の高菜や辛もやし…その味のクオリティとサービスはいまでも圧倒的ですよね。

さて、そんな一風堂が、メニューを限定し手軽に楽しめるスタイルとしてフードコートなどに展開していたのが「IPPUDO RAMEN EXPRESS」です。さいたま市であればコクーンシティにあり、シンプルがゆえに子供の支持も根強く、我が家は何度お世話になったかわかりません。

そのお店が、3月19日に本家と同じ「一風堂」に生まれ変わったということで、訪問してきました。

お店の場所はこれまでと同じく、フードコートの最も駐車場よりの一角。お店の外観は大きく変わっており、赤と白が基調だったアメリカンな雰囲気から、黒を基調とした一風堂本家スタイルになっていました。

これまでとの大きな違いは、本家にならったメニュー構成に変わったことでしょうか。「EXPRESS」時代は「博多流（はかたながれ）」という、いわゆる一風堂でいう「白丸」メニューが中心でしたが、名前が本家と同じ「一風堂」に変わったこともあって、本家よろしく「白丸」「赤丸」を中心に、これまでは提供が無かった「からか麵」や「チャーハン」なども選べるようになっていました。ラーメンも厳密には「博多流＝白丸」ではないため、このあたりはご家庭ごとに善し悪しがあるかもしれませんね。個人的にはチャーハンがセットできるのは好印象です。

なお、名前こそ本家と同じにはなりましたが「辛もやし」「高菜」さらにはあの「お茶」もありませんので、提供サービスも本家と全く同じ…とはならないため、そこにはご注意を。「白丸」に「辛もやしと高菜を大量投入で味変」という技はできません。このあたりはフードコートである限界ですかね。

ということで、コクーンシティのフードコートとはいえ、本家と同じ「一風堂」の看板がかかげられるようになりました。ほぼ同じではありますが、細かいところでメニューが変更されていますので、こちらご注意ください！