さいたま市には、桜の名所と呼ばれる場所が多数存在します。大宮公園はその最たるものでしょうし、他にも市内各所の公園、自社、さらには見沼田んぼなど、様々なシチュエーションで桜が楽しめる、まさに桜パラダイスと呼んでも差し支えないくらいの地域だと、勝手に思っています。

さて、そんなさいたま市でも「手軽さも含めた総合力」で上位に位置すると思っているのが、大宮駅から徒歩5〜6分程度でその入り口に到着できる「さくら並木通り」です。

この通り、約1キロほどにわたって道の両側に桜が植えられており、満開の時期には名実ともに「桜のトンネル」を楽しめるという名所。しかも道路は一方通行で道幅が狭く、さらには上小町（三橋方面）側から大宮駅側に向かってわずかに傾斜があるため、写真で撮影したときにはそれはもう見事な桜のトンネルが浮かび上がります。

一見するとこの桜のトンネルは道路の真ん中から撮影したように思えてしまいますが、実は違います。

こちらの道路は以下の図のように、三橋方面が微妙にカーブしていて、その先からはまるで道路の上からカメラを構えているかのように直線を撮影できるため、とても安全です。このように、誰でも安全かつ簡単に桜のトンネルが撮影できる名所でもあるのです。

ということで、私がこの名所を紹介するのも3年目となり、そろそろブレイクするのでは、と勝手に思っています。徒歩でも自転車でも、なんなら車で通過するだけでも楽しめるこちらの名所、ぜひご堪能ください。

（という記事を用意していたら荒れ模様の天気が来てしまいました…果たして桜はいつまで楽しめるのか…）