喉が渇いたなぁと思った時に、手軽にドリンクを購入できる便利な自動販売機。ドリンクにお菓子に、軽食まで！いろいろなものが自動販売機で購入できますよね。

しかしフランスの駅構内にある自販機では、日本では見かけないあるものを売っているんです！それは…

物語を販売している理由

その自動販売機には1,3,5と数字の書かれたボタンがあるのですが、どのボタンを押しても文字の印刷されたレシートが出てきます。そのレシートに印刷されている内容は、「短編ストーリー」そう、電車の待ち時間を快適に過ごせるように“物語”を販売しているのです！

ボタンの数字は読み終わる分数の目安

ちなみにボタンの数字は“読み終わる物語の長さ（分数の目安）を示していて…自販機という名前ですが“料金は無料”物語を売るというよりも、提供するといった感じ。物語の自販機っていうネーミングセンスの良さが粋でいいなぁと感じられます。

物語の種類は5万通り以上！

そしてお話の種類は5万通り以上！これだけ種類があればダブってしまう心配もないですし、この自販機からスター作家が生まれたり、作家さんの世に出る窓口にもなりそうで、良い効果がたくさんありそう。

空き時間にスマホのアプリを楽しむのもいいですが、あえてアナログに読書を楽しむのも、趣きがあっていいなぁと思います。

僕は漫画をよく読むので、時折縦長の漫画が出てきたり、お得なクーポンとかが出て来たりしても楽しそうだなぁ。

中山少年（なかやましょうねん）1995年生まれ。東京都出身。東貴博主催「笑塾」3期生。日常のほっこりした発見をコミックエッセイでSNSに投稿している。Instagramフォロワーは9万人以上。

11月6日 掲載