“チン”ではなく突然“あの音”が流れ出した電子レンジ…!
調理の手間が省けるし、冷凍食品を使う際には欠かせないし、一家に一台は必ず用意しておきたい“チン”という出来上がり音でおなじみの「電子レンジ」
焼き料理や蒸し料理が出来る機能だったり、パンやお菓子が作れる機能だったり、最近ではいろんな便利な機能を持った便利な電子レンジが発売されていますが、中にはこんな特徴を持った電子レンジも…!
いつものチンではなく“あの音”が…!
一人暮らしの男性がその電子レンジを使っていた時のこと、温めが終わったのでいつもの“チン”という音と共に中身を取り出そうと思ったら…
いつもの“チン”の音では無く、電子レンジから突然“ファンファーレの音”が聞こえて来たのです!競馬などでお馴染みのファンファーレ音がなぜ聞こえて来たのかというと…
“AI人工知能”の付いた「話せる電子レンジ」
突然のファンファーレ音に驚いて、故障してしまったのでは?と心配して電子レンジに近づいてみると、さらにこんな音声が…!
「温めのご利用百回目です。いつも使ってくれてありがとうございます。これからも宜しくね!」という温かいメッセージが聞こえて来たのでした、
そう、その電子レンジは人工知能付きの『会話のできる電子レンジ』で、百回目や二百回目のキリの良い使用時に声を掛けてくれる機能が備わっていたのです!
「優し過ぎる電子レンジ」…!
この優しいメッセージを言ってくれた電子レンジはSHARPの「ヘルシオ」という機種で、インターネットに接続すれば食事のメニューを提案してくれたり、「トーストを焼きたい」 「冷凍餃子を焼きたい」 などの様々な要望に答えてくれる
AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせて、あらゆるものをクラウドの人工知能とつないでくれるCOCORO KITCHENというサービス機能を備えた『優し過ぎる電子レンジ』とも呼ばれるこの電子レンジ、
一人暮らしの男性はメッセージに驚きながらも家庭の落ち着く安心感を思い出してホッとしたというから、“優し過ぎる電子レンジ”と呼ばれるのも納得です、
これからいろいろな技術が進歩していくのと共にこういうほっこりする“思いやり込められた優しい機能”も一緒に進化していって欲しいなぁと思います。
中山少年(なかやましょうねん)1995年生まれ。東京都出身。東貴博主催「笑塾」3期生。日常のほっこりした発見をコミックエッセイでSNSに投稿している。Instagramフォロワーは9万人以上。
12月15日 掲載