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【スタバ】接客してくれたのは…“耳の聞こえない店員さん”でした!

中山少年エッセイ作家

以前、スタバに行った時のこと。レジにてドリンクを注文しようとしたら“あること”に気が付きました。なぜなら、店員さんが“注意書きの書かれたメッセージカード”を見せてくれたのでした。

店員さんの見せてくれた「注意書き」

そのメッセージカードには「私は耳が不自由なため、声を聞く事が出来ません」と書かれていました。そう、店員さんは“耳の不自由な店員さん”だったのです。

僕自身そんな状況に慣れていなかったので、正直に少しだけ戸惑いながらもメッセージを見て右手でOKサインをして、わかりやすくコミュニケーションが取れたらいいなとメニューの『スターバックスラテ』を指差して注文を伝えると…

笑顔でテキパキと…“見事な仕事ぶり”!

ドリンクを確認した店員さんはサーっと手際よくあっという間にスターバックスラテを準備して、「お待たせしました」と心の声が伝わってくるようなニコッと明るい笑顔で提供してくれたのです!

店員さんの手際の良い素敵な対応に、先程の戸惑いの気持ちはどこかへ行ってしまい。そして明るい笑顔に温かい気持ちになれたので、手話が出来ないながらも「ありがとうございます!」って心の声が伝わったらいいなぁと“出来る限りの精一杯の笑顔”を見せてドリンクを受け取りました。

簡単な手話は覚えておいた方がいい、

初めて体験した耳の不自由な店員さんの接客対応。手話が出来ないので言葉でなく、心の声でのコミュニケーションを通して提供して頂いたそのスターバックスラテは…嬉しい気持ちも相まってか不思議と“今までで一番美味しかった”気がしました。

そんな店員さんに接客して頂いて、左手の甲から右手をタテに垂直に上げる「ありがとう」等、簡単な日常挨拶などの手話は覚えておいた方がいいなぁと思いました。

中山少年(なかやましょうねん)1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見をコミックエッセイでSNSに投稿している。Instagramフォロワーは8万人以上。

4月25日 掲載

エッセイ作家

日常の漫画を描いてる中山少年です。インスタグラムのフォロワー10万人! 「心の洗浄機」「心へのほっこり電子レンジ」とも呼ばれる作品であなたに癒しをお届け致します(^^)

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