『黄色のリボンを付けた犬に近付いてはいけない理由…!!』
外出していると、飼い主さんと一緒に外の空気を吸って気持ち良さそうにお散歩しているワンちゃんをよく見かけますが、中には犬好きな通行人の方が飼い主さんとワンちゃんに話し掛けている様子もよく見かけます。
ワンちゃんは人懐っこい性格の子が多いので、自分に注目して声を掛けてくれる事にしっぽを振って喜んでいる様子を見かけて可愛いなぁと癒された事のある人も多いのではないかと思います。
〜イエロードッグプロジェクト〜
しかし、お散歩しているワンちゃんの中でも、リードや首輪に『黄色リボン』を付けているワンちゃんを見かけた事はありまでしょうか?黄色のリボンを付けてお散歩しているワンちゃんには…“むやみに近付いたり、可愛いからって声を掛けたり”してはいけないのです。なぜなら…
なぜならこれは『イエロードッグプロジェクト』といって、病気やケガであったり何かトラウマがあったりして日常生活を落ち着いて過ごす為の『リハビリ中』だったりするワンちゃんのような“そっとしておいて欲しいワンちゃん”の為のプロジェクトなんです!
私たち人間だっていつも元気な訳ではありませんよね…、いつも元気で明るい人にもたまにはそっとしておいて欲しいなぁと思い時もあるかと思います。ワンちゃんが黄色のリボンを付けていたら目立つしキュートで可愛らしいので注目を浴びて人が集まって来そうですが、
もしそんなワンちゃんをお見かけしたら…“目立ちたがり屋さん”とは思わずに、“そっとしておいて欲しいんだな”と意味を受け取って、静かに見守ってあげるようにしましょう。
今はそっとしておいて欲しいです…『ヘルプマーク』のようなプロジェクト!
初見の人も多いでしょうし、まだまだ認知度の低いこのプロジェクト。顔を花びらのようにカバーで包んでくれる「エリザゼスカラー」を付けたワンちゃんは“近付いてはいけないんだな”とすぐに理解出来るものの、ストレスや負担も思ってしまうワンちゃんも多いといいます。なので…
最近では外出先でよく見かけるようになった『ヘルプマーク』のように一般的に認知されればワンちゃんも過ごしやすく、負担も少なく安心して外出出来るようになるのではないでしょうか。そんなこの優しいプロジェクトの認知が少しでも広がったらいいなと思い、記事にさせて頂きました。
中山少年(なかやましょうねん)1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見を漫画にしてSNSに投稿している。Instagramフォロワーは10万人以上!
8月7日 掲載