【ボロボロの財布を使い続ける父…!】〜その理由に思わず感動…!〜
可愛いらしい『がまくち』も良いし、定番の『二つ折り財布や長財布』、そして多機能で便利なものを選ぶのも良いしデザイン性を重視したお洒落なものを使うのもアリだし!
人によってはプレゼントで貰った財布を使っている人もいるでしょう。使ってるお財布との『出会い方』は人それぞれですが…
とあるお父様が使っている革の財布は『かなりボロボロ状態』で…新しいものに買い替えたら良いのに、ずっとボロのお財布を使っているので「なぜそんなボロ財布を使い続けるの?」と娘さんが聞いてみたら、思っても無かったこんな答えが返って来たのでした。
ボロボロの財布を使い続ける理由…!
実はそのボロ革財布はかなり昔、お母さん(奥さん)からもらったプレゼントだそうで、お母さんがまだ彼女だった、何十年も前の付き合っていた時に『初めてもらったプレゼント』で、恋人だった頃の素敵な思い出が詰まっているからそのお財布を使っているのでした…!(とっても素敵)
そして更にそのお財布は、革の職人でもある『お母さんのお父様』が作ってくれた革財布で…「打ち解けるのにものすごく時間が掛かった職人気質」なお義父さん。
きっと娘さんを任せる『寂しい気持ちやどんな男性なのか確かめたい気持ち』もあったのでしょう、まともに会話が出来るようになるまで、かなり時間が掛かったけど…普段お仕事頑張ってる姿をちゃんと見てくれていて、あるとき『信頼を伝えるかのように』プレゼントしてくれた、宝物のような大切な手作り革財布なのでした!
ボロ財布に詰まっていた思い出…!
そして、数年前に亡くなってしまったというお義父さん。『形見』でもあるし、ボロ状態の革財布には幾つもの素敵な思い出がたくさん詰まっていた事を知って、ボロボロになるまで革財布を使い続けている『お父さんの真っ直ぐな所』に素敵だなぁと思った娘さん。
『しばらくしたら新しいお財布を買うのではなく、修理に出して長く使えるよう提案してみようかな』と考えているそうで、そんな革財布の優しいエピソードをSNSより娘さんに教えて頂いて感動して記事にしてみました。財布に限らず自分が大切にしたいと思える物があるって幸せな事だし、羨ましく思います。(お財布がいつまでもお父さんの心の支えになってくれますように!)
中山少年(なかやましょうねん)1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見を漫画にしてSNSに投稿しています。Instagramフォロワーは9.9万人!《いいねやフォローして頂けると、励みになります!》
1月24日 掲載