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【皮の破れた饅頭が“人気商品”になった理由…!】〜発想の転換!〜

中山少年エッセイ作家

仕事をしていると、たまに『大きなミス』をしてしまう事があるものですが…そんなピンチの時にどんな対応が出来るかが、それ以降の事を考えると重要になります。

お菓子屋さんでのピンチ!

とあるお菓子屋さんにて、甘さ控えめで柔らかい食感が売りのお饅頭があるのですが…その柔らかさが災いして『時々饅頭の皮が破裂してしまうのでした!』

味に問題は無いものの、売り物としては難しい皮の破れた饅頭。しかしある日、皮の破れた饅頭が飛ぶように売れたのです!

一体、なぜかというと…

黒ゴマを2つ『目』をつけて!破け目を口に見立てた『可愛い顔の饅頭』として売られていたのでした…!

一時は全て廃棄してしまおうかと思ったそうなのですが、従業員さんの思い付いたナイスアイデアを取り入れてダメ元で販売してみた所、「むしろそっちの方が可愛い!」と人気商品が誕生したというから驚きます。

パン屋さんでのピンチ!

はたまた、とあるパン屋さんでは製造過程でどうしても出てしまう『ヒビ割れてしまったラスク』を…(もちろんこちらも味や食感に問題ありません)

そのお店の割れたラスクは『ネコの顔のラスク』だった事もあり…ヒビ割れをケガしてしまったと視点を変えて「今日の負傷者」として販売したところ、無事にラスクの引き取り手(購入者)が現れたのでした!

(ネコ型ラスクを本当の猫のように接してくれる優しい視点が素敵だなぁと思います。購入者の事を“引き取り手”と呼ぶのもなんだかほっこり。)

ミスや失敗してしまったとしてもすぐに諦めないで、窮地のピンチを一変『チャンス』に変えられるような『ユニークな発想力』を見習いたいなと思います。

もちろん、嘘はついたりせずに失敗した事実を受けとめた上での事。ピンチから新しいモノ、人気のモノが生まれるって素晴らしい事だし、火事場の馬鹿力のような『追い込まれた人の頭の回転』って凄いものがあるなと思いました!

中山少年(なかやましょうねん)1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見を漫画にしてSNSに投稿しています。Instagramフォロワーは9万人!《いいねやフォローして頂けると、励みになります!》

1月30日 掲載

エッセイ作家

日常の漫画を描いてる中山少年です。インスタグラムのフォロワー10万人! 「心の洗浄機」「心へのほっこり電子レンジ」とも呼ばれる作品であなたに癒しをお届け致します(^^)

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