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【駅】“花束を持って”電車を待っていた人の『驚きの理由とは…!』

中山少年エッセイ作家

走行中の電車内にて、車内に流れたアナウンスを聞いたお客さん達が『みんな一斉に拍手をし出して、嬉しそうに喜んでいたのでした!』

お客さん達は一体、なぜ拍手をしたのかというと…。

電車内アナウンスで『次に到着する終点の駅名』をお知らせする際に、「次は〜終点の〇〇駅、ご乗車頂きありがとうございます。この電車を運行している車掌です」と、
いつになく『ベテラン車掌さんの自己紹介』が始まって、お客さん達は不思議に思っていると…

『乗客が拍手した“車内アナウンス”とは…!』

「次の終点の駅に着きますと、約30年になります私の車掌人生が終了致します。皆さま最後の運行にご乗車頂きありがとうございました。」とアナウンスが流れて…

【なんと、その列車の運行が30年以上も電車と一緒に走り続けて来た車掌さんにとっての“最終業務”だと車内アナウンスで教えてくれたのでした…!】

そんなお知らせを聞いたお客さん達からの「お疲れ様でした!」という気持ちの込められた拍手に包まれて走る電車は、その後無事に終点駅へと到着して、最後の役目を果たした車掌さんが電車から出て来ると…

なんと、乗客の方々が集まってくれて「車掌さんお疲れ様でした」と温かくお出迎えしてくれたのでした!(中には長年に渡って車掌さんの運行する列車に乗り続けて来た人もいるとの事で驚きです。)

そして、最後の運行に乗り合わせてくれた『車掌さんのご家族の方々が準備していた“花束のプレゼント”を渡してくれたから素敵!更に拍手が盛り上がって素敵な引退セレモニーが駅で行われたのでした!』

花束を持っていたのは、車掌さんの家族

更には、後輩の車掌さん達も「本当にお疲れ様でした」と次々に何人もお出迎えしてくれて…!『後輩さん達から頼りにされて、慕われていたんだろうなぁ』とベテラン車掌さんの温かい人柄が伝わって来てほっこりしました!

『そんな素敵な引退セレモニーに、偶然にも立ち会う事が出来て非常に感動したんです!』とSNSにてご報告を頂いて…物騒な世の中ではありますが“こんな偶然”が本当に起こるんだなぁと感銘を受けて、少しでもこの出来事が広まったらホッと癒される人が多いのではないかと思って記事にしてみました。

電車だけでなく、私達が普段利用するタクシーやバスなどの交通機関やお店等でも運営する為に必ず店員さんの存在が必要になりますよね。ついつい当たり前に感じてしまいますが、

『みんなそれぞれ背景には、様々な人生模様や大切な家族の存在がありますよね!』そんな事を少しだけ考えて日常を過ごしてみたら、優しくて心温まる出来事も増えるでしょうし、より親切な心温まる発見が増えるのではないかと思います。

中山少年(なかやましょうねん)1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見を漫画にしてSNSに投稿しています。Instagramフォロワーは9万人!《いいねやフォローして頂けると、励みになります!》

4月4日 掲載

エッセイ作家

日常の漫画を描いてる中山少年です。インスタグラムのフォロワー10万人! 「心の洗浄機」「心へのほっこり電子レンジ」とも呼ばれる作品であなたに癒しをお届け致します(^^)

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