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閉店したお店の「最後の貼り紙」の内容に驚きました…!

中山少年エッセイ作家

街中を歩いていたこと。シャッターが閉まっているお店があったのですが、そのシャッターには「年末に閉店した内容」が書かれている貼り紙が貼ってあって少々寂しい気持ちになってしまったのですが…シャッターに貼ってあった他のもう一枚の貼り紙を見てその内容に驚きました!

なぜならもう一枚の貼り紙には「ありがとう、常に弱者の味方だった」とお店に感謝する内容の言葉が書かれていて、最初に見た貼り紙とは留めていたテープも違っていたので…お店が閉店した後に“お店のお客さんが用意した貼り紙”である事が確認出来たので驚いてしまいました。

そんな二枚目の貼り紙をよく見てみると余白部分に他のお客さん達からの書き込みも確認出来て『ありがとうございます』や『さみしいです』等の内容を見かける中で…なんと約四十年お店で買い物していたという常連のお客さんの書き込みで『立派な構造のお店でしたが昔はプレハブ小屋で営業していた事実』を知って、お店が進化を重ねて営業し続けて来た背景が見えて心掴まれて感動してしまいました。

そんなお店の前を通りかかる人達の中には立ち止まってシャッターの貼り紙を見つめている人や、お店の思い出話を話し始める人達もいたり、お世話になったお店の最後の貼り紙に書き込みがしたいからとペンを調達しに行く人もいたりして…『たくさんの人達に愛されて来たお店』である事が確認出来て、

仕事でも趣味でも自分が頑張って努力している事や続けている事は最後にこのお店のような“別れを惜しんでくれる人”が現れるくらい立派に成せたら理想的ですし、そうなれるように頑張ろうと多くの人の目標であったり見本にもなる素敵な貼り紙を見つけて思った事を記事にさせて頂きました。

エッセイ作家

日常の漫画を描いてる中山少年です。インスタグラムのフォロワー10万人! 「心の洗浄機」「心へのほっこり電子レンジ」とも呼ばれる作品であなたに癒しをお届け致します(^^)

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