閉館した映画館の『最後の粋なサプライズ』に感動しました…！〜吉祥寺プラザ〜
昔から何度も利用していて思い入れのある、地元の人達からも愛され続けて来た昔ながらの構造でレトロな雰囲気が魅力的な映画館が閉館してしまったので、思い入れのある外観を目に焼き付けようと前を通り掛かった時のこと。
子供の頃の小さな体で力を入れて重い扉を開けるたびにワクワクした気持ちになれたレトロな黒のガラス扉や、昔ながらの映画チケット売り場の様子を見て懐かしい気持ちでいっぱいになれましたが、閉鎖されていてもう二度と利用する事は無いのかと思ったら寂しくも思えてしまいました。
しかしそんな寂しい気持ちが一気に吹き飛んだ発見があったのです。それは…いつもは上映中の映画作品のポスターが貼ってあった所に『映画館のスタッフ、関係者のおすすめ映画作品のタイトルが書かれた貼り紙』が貼ってあって…【いつまでも映画がみなさまの友人でありますように。】という粋な言葉が残されていたのでした！
そんな貼り紙を見ていたら…お客さん達への感謝の気持ちを感じられて、設備も古いし最新の映画館と比べて不便な部分も多いけどもの凄く人気があって多くの人達の心を掴んで『何十年もの長い間皆に愛され続けて来た理由』がわかって、最後までも精一杯おもてなししてくれるのかと感動してしまいました。
そんな1月末に閉館してしまった映画館の最終上映していた映画は「もののけ姫」と「君たちはどう生きるか」のジブリ作品で…この映画館が誕生して1番初めに上映した作品が「もののけ姫」だったのと、これからの人生に向けての映画館からの最後のアドバイスという作品のチョイスに込められた意味を感じて感動して、
数ヶ月前に閉館を発表した際には街中の話題になって多くの人が寂しさを感じて、屋上にある最速80キロまでしか球速がでないまでも人気のあった旧式バッティングセンターにまで、最後に楽しんで目に焼き付けようと多くの人が足を運んだ最高の映画館「吉祥寺プラザ」の最後のサプライズに感動した気持ちを記事にさせて頂きました。
