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【死にたくなったら…】古本屋の“貼り紙”を見て驚きました!

中山少年エッセイ作家

街中を歩いていた時のこと。古本屋の店前に貼ってあった貼り紙を見て驚いてしまいました。なぜなら貼り紙には「死にたくなったらふる本やにおいで」と大きくメッセージが書かれていたのでした。

そんな古本屋には「教科書販売店」という貼り紙や「こども110番の家」という貼り紙もあったので、子供達にとって身近な存在である事がわかったのです。

地域にこんなお店があると子供達も安心ですよね。
地域にこんなお店があると子供達も安心ですよね。

そして「死にたくなったらふる本やにおいで」というメッセージを見て…小学生が読みやすいように難しい漢字は使わずにひらがなを用いられている点から、子供達にとって身近な存在のお店がこんな優しい貼り紙を貼ってくれていたら『もしもの時はここに逃げ込もう』と思えるし、安心して学校に通えるだろうなぁと温かい気持ちになれたのでした。

下部分の「生きてなよあんた」というメッセージも胸に響きました。
下部分の「生きてなよあんた」というメッセージも胸に響きました。

更にその貼り紙をよく見てみると…文字やイラストが版画で表現されている事に気が付いて、小学校で体験する版画を用いる事で『貼り紙を見た子供達がより親近感を感じて貰えたら良いな』という店主さんの工夫が感じられましたし、すごく上手に高いクオリティの仕上がりだったので他の作品も見てみたいなぁとも思ってしまいました。

しばらくして、そんな貼り紙の貼ってある古本屋さんの前を子供達が通り掛かったのですが…みんな店前の貼り紙をチラッと確認していて、貼り紙について何も話してはいなかったものの、みんなしっかり貼り紙の存在を認識していて『みんなしっかりしているなぁ』と思った発見を記事にさせて頂きました。

エッセイ作家

日常の漫画を描いてる中山少年です。インスタグラムのフォロワー10万人! 「心の洗浄機」「心へのほっこり電子レンジ」とも呼ばれる作品であなたに癒しをお届け致します(^^)

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