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【ぼくたちに明日はない】スーパーのPOPに心掴まれてしまいました…!

中山少年エッセイ作家

スーパーで買い物をしていた時のこと、店内には商品の魅力をアピールするPOPがたくさん置かれていたのですが…店内奥にあった1つのPOPを見て、前代未聞の初めて見る内容だったので驚いてしまいました。

なぜならそのPOPには「ぼくたちに明日はないんです」という言葉が書かれていたのでビックリして、その下には「お早目にお召し上がりください」と書かれていたので“賞味期限の近い割引セール商品のPOP”である事がわかったのでした!

そんなPOPに書かれていた言葉を見て驚いた事もそうなのですが、何よりも“賞味期限が過ぎてしまった最悪の事態を考えて涙を流しているパン達のイラスト”を見た時に「自分がこの子達をどうにかして助けてあげたい」という気持ちになって、その売り場のパンを購入したのでした。

悲しい顔をしているパン達
悲しい顔をしているパン達

見れば見るほど放って置けなくなってしまいます、
見れば見るほど放って置けなくなってしまいます、

そんなPOPの置かれていた賞味期限の近い商品売り場には商品の数があまり無かったのですが、売り場近くにいたご夫婦のお客さんが「今日もあの子達みんな売り切れそうね」と言ってホッと安心していた事に気が付いたので、あの泣いてるパンのイラストを見て自分と同じく「あの子達をどうにかして助けてあげたい」という気持ちになっているのだろうなぁと、POPの強い影響力が伝わって来たのでした。

他のお店と同じように「割引きセール商品」という言葉ではなくて、そのスーパーならではの「ぼくたちに明日はないんです」という商品の気持ちを代弁化した言葉でお客さん達の心を掴んで処分されてしまう商品の数を少なくする『オリジナリティ溢れる工夫』になるほどなぁと関心した発見を記事にさせて頂きました。

エッセイ作家

日常の漫画を描いてる中山少年です。インスタグラムのフォロワー10万人! 「心の洗浄機」「心へのほっこり電子レンジ」とも呼ばれる作品であなたに癒しをお届け致します(^^)

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