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【三鷹市】「星と森と絵本の家」で絵本の世界を楽しもう! 大人も子どもも夢中になる昔あそびがたくさん

ナナカマド地域ニュースサイト号外NETライター(三鷹市)

冬のお出かけにお悩みの方、国立天文台の豊かな森の中にある「星と森と絵本の家」はいかがでしょうか。暖かい室内で絵本をゆっくり読んだり、自然豊かなお庭で昔あそびを楽しんだり、大人も子どもも1日楽しめる施設です。

大正時代に建設された建物を一度解体して建て直したこちらの施設では、たくさんの絵本が展示されています。まるでタイムスリップしたかのような懐かしい雰囲気の中で、広い庭を眺めながら読書すると、不思議と気持ちが落ち着きます。

絵本展示室には、1年ごとの企画展で、絵本を通じて天文への興味を広げる体験型展示を行っています。触って遊べる仕掛けがたくさんあり、子どもは触ったり覗き込んだりしながら、興味深そうにしていました。絵本展示室だけではなく、いたるところに子どもが遊びながら学べる仕掛けがあり、1日いても飽きません。

読書室には2,800冊におよぶ絵本などが並び、本棚は「ほし」「ちきゅう」「もり」「しょくぶつ」「どうぶつ」「ひと・くらし」の独自の分類に分かれているので、小さな子どもでも本が探しやすいです。三鷹市在住の児童文学作家・神沢利子さんの本棚もありました!

回廊ギャラリーでは、星と森と絵本の家で公募した「天体」や「宇宙」をテーマに描かれた絵本の原画を展示されています。幻想的で美しく、ついつい見入ってしまいます。

広いお庭には、昔あそびがたくさん! 子どもたちは寒さなんて何のその。お外には竹馬、輪まわしなどがあり、「これどうやってやるの?」と大人に聞きながら色々なあそびに挑戦していく子ども達。ビー玉を転がすルート作りにも夢中になっていて、周りの子達と協力して組み立てていました。

こま道場では、子どもも大人もこま回しに苦戦。スタッフの方がまわし方を教えてくれました。昔あそびって簡単なようで難しい•••?

絵本の家で見つけたものを入れる「たからものばこ」もあります。葉っぱや実など、名前を調べて入れます。豊かな自然に囲まれているので、今まで見たことのない植物や生き物もたくさんいるかもしれませんね。目を凝らすと色んな発見があります。

庭の奥には春になったらカエルが卵を産みにくるという池があります。井戸ポンプのレバーを上げたり下ろしたりしながら水を出し、池の様子を眺めている子ども達もいました。春が待ち遠しいですね。

また、おはなし会やスタンプラリーなど大人も子どもも楽しめるイベントも行われています。ホームページにイベント情報が掲載されていますのでチェックしてみてくださいね。

何かしらの小さな出会いや発見のある星と森と絵本の家。ほっと心温まる空間で、絵本の世界や昔あそびを楽しんでみてください。

【施設情報】

星と森と絵本の家

開館時間:午前10時~午後5時

休館日:火曜日、年末年始(他にメンテナンス休館あり)

〒181-0015 三鷹市大沢2丁目21番3号 国立天文台内

地域ニュースサイト号外NETライター(三鷹市)

都会の利便性がありながら、緑豊かで畑や直売所が点在する、どこかのどかな雰囲気がある三鷹が大好き。ちょっと立ち寄ってみたくなる三鷹の「いいところ」をご紹介します。

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