ども！ロモアの”なんちゃん”です！

今回は、大津市粟津町にある「碧洋 HEKIYO（へきよう）」さんをご紹介！

「碧洋」さんは、2023年3月1日にオープン。看板にある『おでんのパラダイス』のワードに強烈に惹かれる"創作おでん店"になります。

お店があるのは、大津市粟津町。JR・京阪石山駅から歩いて2分ほどの『森の雫ビル』の1階部分。こちらの場所には、以前は「美味皆快（みみかいかい）」というお店が営業されていました。

そして嬉しいことに駅周辺の居酒屋さんとしては珍しく、提携駐車場が２ヶ所あります。場所はお店から駅方面に向かって2分ほどの「今村たばこ店」の横にある駐車場で、料金は30分200円。400円分のサービス券が出ますので、1時間分は無料になります。

店内は、外観からは予測がつかないほど広く、全部で50席ほど。その間取りがなかなかに面白いんです。

入ってすぐは、カフェのようなオシャレなデザインの広間で、居酒屋には珍しくも感じる色合い。このコバルトブルーにしたのは、店主の『心が落ち着く海が好き。このお店もそんな落ち着く場所にしたい』という想いから。

こちらにはプライベート空間も守られた半個室席があり、中は4人ほど入ることができる。

そして明るい雰囲気から一転、こんな半地下のような場所も。この世界観めちゃくちゃいいですよね。

さらにさらに奥の階段を上げれば、こんなロフト席もあり、その時々のシーンに合わせて利用することができそうです。

もちろんカウンターも10席ほどあるので、お一人での来店も問題なしですよー！

メニューは、創作おでんがメイン。

他にも串揚げやお造りもオススメだそう。特にお造り3種盛りは、その日の新鮮な鮮魚を使用。税込759円というかなり安めのお値段も推しポイントの一つ。

そしてお酒の種類も非常に豊富なんです。月替わりでクラフトービールを２種類用意。この日は、「スプリングバレー シルクエール」と「TOKYO BLUES セッションエール」の2つでした。

ワインや各種サワー、日本酒から焼酎まで酒呑みでも安心できるラインナップ。 もちろんノンアルコールやソフトドリンクも完備！

またこちらのお店では、突きだしやお通しはなく、席料等もかかりません。おでんを純粋に楽しんでもらいたいという店主の心意気を感じます。

今回は

の4点を。

まず最初に、『おでんを食べる前に、まずは店の味を知ってもらいたい』とこの日の『一番だし』が配られるのですが、これが驚くほどに美味しい。

北海道産の昆布や独自ブレンドした削り節をじっくりと煮込んで作られたもので、正直これだけでもずっと飲めるぐらいでした。

この出汁でじっくりと煮込まれたおでんは、その時点で美味しいのが確実。

「大根ポルチーニソース」は、大根を包むポルチーニ茸をたっぷりと使った濃厚なソースが、出汁が染みた柔らかい大根に、よーく絡み合います。これは日本酒を合わせたら、美味しさ倍増になりそうです。

「モッツァレラ餅巾着」は、普通の餅巾着にモッツァレラチーズを投入したもの。餅のとろっと感とモッツァレラチーズのとろっと感が混ざり合い、絶妙な美味しさに。

さらに中には少量のサルサソースも入っており、この酸味が非常にいい仕事をしています。

「丸ごとトマト チーズ乗せ」は、出汁を思いっきり染み込ませたトマトの上にチーズを乗せ、そこにバジルソースをかけた逸品。まず温トマトが大好きな方は、マストで頼んだほうがいいでしょう。個々で主張が強い食材ですが、味のまとまりは完璧でした。

「海老しんじょう」は、個人的に一番推したいメニュー。海老と白身魚のすり身を練り、蒸したもので、噛んだ時のもっちり感と弾力。そして中から出てくる旨味がたまらなくいい。

また上に乗ってる緑の正体は枝豆ソースで、これが素晴らしいアクセントに。

以上の4点で、1254円。ここに生ビール（539円）を追加しても、2000円以下というコスパの良さでした。実際にお一人で来店し、おでんを数個とお酒を飲んで、サクッと帰られる方も多いそう。

店主の人柄、お店のコンセプトも素晴らしく、再訪したくなること間違いなしですっ！

直近の大津グルメ（ロモア）

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