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【広島市】クラシックが流れる優雅な音楽喫茶で絶品カレーを♪「一楽章f未完成」に行ってみた!

なおゆきWebライター(広島市)

広島市中区エリアはカレーの人気店が多く、激戦区といわれています。そんな中、他のカレー店とは一味違った魅力をもつのが音楽喫茶の「一楽章f未完成」。なんとクラシック音楽を聴きながら、ゆっくりと絶品カレーを食べられるとのことで取材に行ってきました!

一楽章f未完成へのアクセス

一楽章f未完成があるのは広島市内ど真ん中、紙屋町。好アクセスの場所なので、ショッピングや仕事のランチタイム、ディナーにも気軽に足を運ぶことができます。本通のロッテリアとタリーズコーヒーの間の道を真っ直ぐ進んでいきます。

しばらく進むとチェロの看板が目印になります。足を運んだお客さんがここでよく写真を撮られるとのことです。私も思わずスマホでパシャリ♪

チェロの看板には人気の高いカレーのメニュー表がセットされていました。

エレベーターが併設されたビルの3Fがお店になります。

ラグジュアリーな店内の様子

3Fで降りると一楽章f未完成に到着。お店の前には再びメニュー表があり、スープカレーおでんや写真付きのカレーのメニュー表を見ることができます。種類が豊富なのでどれにしようか迷いますね。

早速店内に入ると、グランドピアノが置かれているのが目に入り驚きました!日によってはランチタイムにピアノやヴァイオリンの生演奏があり、ディナータイムなどに広島県内外から演奏者、時には海外の演奏者のコンサートも開催しているとのことです。

先ほどまで本通の人混みの中を歩いてきた私にとって、この落ち着いたラグジュアリーな空間が心地良くてホッと一息つくことができました。店内のBGMもピアノのクラシック音楽が流れ、穏やかな気持ちになります。

広島にこんな素敵なお店があったんだと素直に驚きました。今回は兄と二人で取材に来ていたため、4人席に案内されました。

ご挨拶をオーナーの中野明美さん、マスターで息子さんの中野翼さんにしたところ、お二人ともとても明るく、爽やかで親しみやすいお人柄でした。私への対応や他のお客さんへの接客姿を見て感じたことは、お客さん1人1人に丁寧に向き合われ、きめ細やかな対応がかなり好印象でした。

座り心地の良さそうなソファ席もあります。

アンティーク調のテーブルやイスが良い雰囲気です。コンサートなどイベントが無い通常営業の場合は40名まで入店することができるとのことです。

グランドピアノの上には小さなグランドピアノやヴァイオリンの置物が飾られていました。

アンティーク調のインテリアが置かれてあり、店内の良い雰囲気を演出しています。

オススメのチキンカレーを食べてみた

一楽章f未完成のカレーの中で一番人気のカレーはチキンカレーとのこと。店内の雰囲気を楽しみながら待っているとお待ちかねのチキンカレーがきました。

まずそのボリューム感にビックリ!お皿から溢れんばかりのカレーと、もも肉1枚分はあるのではないかというタンドリーチキンの存在感。思わず兄弟二人で「うわっ!凄い!」「美味しそう♪」と声が漏れました。

カレーのルーは野菜や果物、特製スパイスを使用しているとのことで、最初に甘みを感じ後からスパイスの辛さがきいてきます。そして香りも良く、コクがあり深い味わいが口の中に広がります。見た目のボリューム感に劣らず、かなりこだわりを感じることができる本当に美味しいカレーでした。

タンドリーチキンも香ばしさとスパイシーなルーとの相性がバッチリでした。ガッツリ食べたい人にもオススメです!

カレーへのこだわりをマスターの中野翼さんにお聞きしたところ「カレーは油を使わず沢山の野菜と果物、スパイスを基本にこだわって作っております」とおっしゃっていました。

また、48時間寝かせたカレーは美味しいといわれることがありますが、一楽章f未完成では長くても1日しかカレーを寝かせないとのことでした。

その理由は「新鮮で美味しいカレーをお客さんに提供したいから」というオーナーやマスターのお客さんに対する思いからです。お客さんのことを第一に考え、美味しいものを提供したいという強いこだわり。このストレートな考え方やこだわりに本当に感動しました!

そして、実際に頂いたカレーはとても美味しかったのでこのお話を伺った時にすぐに納得することができました。

寒い季節には「スープカレーおでん」はいかが?

チキンカレーを食べ終わり、お腹いっぱいになったところで改めてオーナーの中野明美さんとマスターの中野翼さんにこれからの季節にオススメのメニューをお聞きしたところ、「スープカレーおでん」に力を入れているとの事でした。ちょうど出来たてがあるとのことで拝見させて頂きました。

お腹がいっぱいで食べる事は出来なかったけど、とても良い香りが立ち込めていました。スープカレーがおでんの具材に染み込んで美味しいんだろうなと思いました。次回来た時には絶対に食べようと心に決めました!

11月19日(土)ピアノと歌のコンサートを開催!

一楽章f未完成では、定期的に魅力的なコンサートが開催されています。そこで11月19日と12月6日、7日に開催されるコンサートのご紹介をします!

11月19日開催の「月に歌うピアノと歌のコンサート」は一楽章f未完成ではおなじみとなっている谷本さんと米原さんの久しぶりのコンサートとのことです♪コロナでずっとコンサートが出来なかった中、待望のお二人の演奏会になります。

昔からご存じの方はもちろんですが初めて演奏を聴かれた方もその歌声とピアノでいつも虜にしてしまうお二人の演奏は必見です!

プログラムもオペラの名曲揃いで聴きごたえも抜群、秋の夜にクラシックな時間はいかがでしょうか?

【月に歌うピアノと歌のコンサート】
SOP:谷本早苗
PIANO:米原ゆかり
開場 17時00分 開演 17時30分
入場料 無料 (別途ワンオーダー制)
☆さらに詳しいコンサート情報はコチラ

12月6日(火)、12月7日(水)はお江戸オペラシネマを開催!

実はもっと早い段階で「お江戸オペラシネマ」のコンサートは決まっていたとのことで、コロナ情勢で一度キャンセルになり今回はお店としても待望のコンサートとなります。

今回の出演者のフルート奏者プッチさんは一度、一楽章f未完成で演奏されたことがあり、その美しい音色は会場のお客様そしてお店の従業員までも魅了されてしまったとのことです!

ピアニストの藤本さんも何度か一楽章f未完成での演奏経験があり、広島を中心にその実力は折り紙付き。

そして今回が一楽章f未完成では初めての演奏となる三味線奏者の川東さんも輝かしい経歴の持ち主。

この三名からなる奇跡のコンサートを是非お見逃しなく♪

【お江戸オペラシネマ】
Flautista:Romano Pucci
長唄三味線:川東陽華
ピアノ:藤本宏平
12月5日:開演 19時00分(開場18時30分)※イベントのフライヤーでは12月6日と記載がありましたが、12月5日に変更となりましたのでご注意ください。

場所:【一楽章f未完成】広島市中区紙屋町1丁目4-6ウイニーズ紙屋町3階


12月7日:開演 18時30分(開場17時30分)
入場料:¥4500円 (ワンドリンク付き)

場所:【かしわや入江】広島市安佐北区可部3-46-24
☆さらに詳しいコンサート情報はコチラ

まとめ

カレーを提供するお店は広島市内にたくさんあります。一般的なカレー屋さんは、カレーをガッと食べてわりとすぐにお店を出るってことが多いですよね。

一楽章f未完成に足を運べば、こだわり抜いた美味しいカレーを食べられることはもちろん、落ち着いた雰囲気の中、クラシック音楽を聴きながらゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。また定期的に魅力的なコンサートも開催しています。こういった素敵な体験できるお店って中々ないと思います。

そしてオーナーの中野明美さん、マスターの中野翼さんお二人の親切で優しさ溢れるお人柄がとても魅力的です。私たち兄弟が取材を終えて、帰る間際にもたくさんのお話をさせて頂き本当に楽しい時間を過ごせました。

お話をする中でマスターの中野翼さんは「クラシック音楽を聴きながらゆったりと過ごせる都会のオアシスを目指しております」とおっしゃっていました。今回取材をさせて頂いて、まさにその言葉にふさわしい名店だと感じることができました。

最後にオーナーの中野明美さん(写真中央)、マスターの中野翼さん(写真右)、私の兄(写真左)で記念撮影をさせていただきました。この度は快く取材を対応して頂き本当にありがとうございました!

今回の記事を読んで一楽章f未完成が気になった人はぜひ足を運んでみてくださいね♪

一楽章f未完成
住所:広島市中区紙屋町1丁目4-6ウイニーズ紙屋町3階
営業時間:平日11:30~0:00 土日祝日12:00~0:00
休日:不定休(盆・年末年始、他)
電話番号:082-249-0221
公式ホームページ
公式Instagram
公式Facebook

Webライター(広島市)

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