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【広島市】JR可部駅から徒歩3分!明神公園に歴史があるのはご存知ですか?

なおゆきWebライター(広島市)

みなさんこんにちはWeb ライターのなおゆきです。明神公園はJR可部線「可部駅」から徒歩約3分の場所にあります。公園の周辺には柵や車止めが設置され、子どもたちが安心して遊ぶことができます。さらにこの公園の魅力は船運の歴史を感じることができること。今回実際に足を運んでみたのでご紹介します。

明神公園

明神公園には、すべり台、ブランコ、ジャングルジム、砂場などの遊具があります。公園内の広場では、ボール遊びや追いかけっこなどの遊びも楽しむことができます。家族連れや地元の人々にとっても親しまれている公園です。

カラフルな色使いが特徴的なすべり台
カラフルな色使いが特徴的なすべり台

4人掛けのブランコ
4人掛けのブランコ

かつて明神公園があった場所は、「舟入掘(船入堀)」と呼ばれる太田川舟運の最大の港でした。この専用の掘割には25艘の舟を係留することができ、周辺は宿場や歓楽街として栄えていたそう。しかし、舟運の廃止に伴い、1953年に埋め立てられ明神公園となったのです。このような歴史的な背景も、明神公園の魅力の一つです。

また、明神公園内には広島市指定の重要有形文化財である鉄灯籠が展示されています。

舟入堀は、約300年前の正徳3年運航の根拠地として繁栄。鉄灯籠の高さは高さは、3.13m
舟入堀は、約300年前の正徳3年運航の根拠地として繁栄。鉄灯籠の高さは高さは、3.13m

この灯籠は、「船神さん」として知られる航海や水運の神である「金比羅大権現」の文字が刻まれています。鋳造は文化5年(1808年)、可部の鋳物師・三宅惣左衛門によって行われました。今回明神公園を訪れてみて、この地域には豊かな歴史が息づいていることを感じることができました。

まとめ

明神公園では、子供たちが安心して遊べる遊具や広島市の指定重要文化財である鉄灯籠も見どころです。今回の記事を読んで明神公園が気になった人はぜひ足を運んでみてくださいね。

明神公園
住所:広島県広島市安佐北区可部2丁目37−20

Webライター(広島市)

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