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【広島市】小さな島が浮かぶ景観の綺麗な公園「西部埋立第二公園」に行ってみた!

なおゆきWebライター(広島市)

こんにちはweb ライターのなおゆきです。天気の良い日はお子さんを連れて公園に遊びに行くのも良いですよね♪今回は公園内に小さな島があるという一風変わった西部埋立第二公園をご紹介します。

西部埋立第二公園

西部埋立第二公園は広島市西区の井口中学校の隣にあります。公園の入口から入ると広々とした広場になっていました。訪れたこの日は、子どもたちがボール遊びや野球など、思いっきり体を動かして楽しそうに遊んでいました。

広々とした広場ではボール遊びなど思いきり体を動かす遊びができる。公園の隣には井口中学校がありました。
広々とした広場ではボール遊びなど思いきり体を動かす遊びができる。公園の隣には井口中学校がありました。

公園内を散策すると、小さなお子さんでも遊べる滑り台やうんてい、鉄棒などがあり、たくさんの親子連れでにぎわっていました。

西部埋立第二公園はたくさんの遊具があり充実している。
西部埋立第二公園はたくさんの遊具があり充実している。

公園内には木陰のあるベンチや東屋も設置されており、日差しが強い時にはこうした場所で一休みすることができます。

日差しが強い時やちょっとひと休みしたいときに最適。
日差しが強い時やちょっとひと休みしたいときに最適。

公園内の小さな島「小己斐島」に注目

西部埋立第二公園の中には他の公園ではお目にかかることのない小さな島があります。この島の名前は小己斐島(こごいじま)。美しい景観は一見の価値があると思います。

かつては海だったこの場所には男明神(小己斐島)と女明神の2つの島があり夫婦島と呼ばれていたそう。また、木材の供給地としても知られていました。しかし1960年から1970年の国道建設による大規模な埋め立ての中で、女明神は取り壊され、男明神の周囲も埋め立てられ、現在の公園の姿になったとのこと。

己斐島を撮影している時に、鳥居(小己斐明神)に黒い鳥が飛来してきました。景観の美しさも相まって、なんだか絵になるなと思いました。

小さな鳥居は「小己斐明神」という神社で、平安時代に平清盛が造営した嚴島神社のために木材を供給していた場所だそう。木材は鈴ヶ峰地区から切り出され、刻印された後、ここから嚴島神社へと送られていたとされています。
小さな鳥居は「小己斐明神」という神社で、平安時代に平清盛が造営した嚴島神社のために木材を供給していた場所だそう。木材は鈴ヶ峰地区から切り出され、刻印された後、ここから嚴島神社へと送られていたとされています。

まとめ

西部埋立第二公園を訪れてみて、広島の歴史的な背景を感じることができました。小己斐島の景観もとても綺麗で魅力的です。また、公園内は遊具も充実していてお子さんが楽しい時間を過ごすことができると思います。今回の記事を読んで西部埋立第二公園が気になった人はぜひ足を運んでみてくださいね。

西部埋立第二公園
住所:広島県広島市西区井口明神2丁目10

Webライター(広島市)

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