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魚の鼻の穴は2つじゃない!?殆どの人が知らない魚に関する雑学

なるフィッシュ釣り情報メディア『釣りの知恵袋』

皆さんは「魚の鼻の穴の数」が何個あるか知っていますか?

人間を始め、様々な地上の動物が2つなので当たり前のように二つだと思っている方も多いと思いますが、実は魚の鼻の穴の数は2つじゃないんです!

そこで今回は、そんな魚の鼻の穴に関する雑学を紹介します。

実際に魚の鼻を観察してみた

では実際に魚の鼻の画像を見てみましょう。

こちらは私が過去に北海道のサケ釣り調査の際に釣ったサケの画像です。

当時は立派なオスのサケが釣れて喜んでいたのですが、よく見てみるとあることに気が付きます。

あれ、鼻の穴が4つある…?

この時から魚の鼻は人間のものと違うという違和感に気づきました。

それからというもの、釣った魚の鼻を注意深く観察してみると、ルアーで釣ったシーバスも

鼻の穴が片側に二つありました。

また釣り上げたクロダイの鼻も近くでよく見て見てみると

片側に二つあります。

またブラックバスの鼻もよく見てみると

鼻の穴が片側に二つありました。

気になって調べてみたところ、どうやら魚には片側に2つずつの合計4個の鼻の穴があるようです。

なんで鼻の穴が4つあるの?

魚の鼻の穴が4個あることに気づいたところで、ではなぜ4つも穴があるのかについて調べてみました。

結論から言うと、「片側にある2つの鼻の穴はそれぞれ役割が違うから」です。

魚はエラがあるので人間とは違って鼻で呼吸はしていないのですが、鼻から水中の匂いを感じ取っています。

この時、前の鼻の穴では水を取り込み、後ろの鼻の穴では排出することによって、効率よく水の中の匂いを取り込んでいるという訳です。

実は人間も昔は鼻の穴が4つあった

調べているうちに面白い事実が発覚します。

実は魚だけでなく、人間も昔は鼻の穴が4つあったようなのです。

人間をはじめ地上の生物も元を辿ると海の中の生物であり、魚と同じように鼻の穴が4つあったのですが、地上の生活に適応するうちに現在の2つになったとのことでした。

ちなみに現在の人間にも鼻の穴が4つあった時の名残があって

涙点」と呼ばれる涙の出る穴が、鼻の穴が4つあった時の名残のようです。

人間の涙点は鼻とつながっていますし、まさか鼻の穴が4つある方がスタンダードだったなんて驚きですよね。

今回は魚の鼻の穴にまつわる雑学について紹介しました!

自分で魚を釣った時や、スーパー等で魚を見かけた時には鼻の穴の数をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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