Yahoo!ニュース

【横浜市港北区】綱島のシンボルが…イトーヨーカドー綱島店が2024年夏に閉店予定【再開発加速】

ナツメ(ツナシマニア)地域ブロガー(横浜市)

綱島の商店街のなかでも中心的な存在として長年営業してきた「イトーヨーカドー綱島店」。2024年夏に閉店予定であることが、報道などで明らかになりました。

綱島のイトーヨーカドー閉店が地元で話題に上がり始めたのは2023年11月ごろ。店舗関係者にはその頃に通達があったそうで、じわじわと住民にも話が広がっていました。ただ、正式な告知がされていないこともあり、多くの場所では「あくまで噂」としてささやかれていましたが…今回、大手新聞社などによる報道を通して、改めてそれが明白なものとなった形です。

跡地の活用についてはまだこれからの話ですが、私個人(3児母)の周辺の反応を見ると「学用品がここで買えなくなるのが困る」という声を本当によく聞きます。綱島近辺にはアピタ、トレッサ、イオンなど大型商業施設が充実しているものの、特に綱島駅に近い場所に住む住民にとってイトーヨーカドーの価値はそれら施設とは別物。私を含む子育て世帯、また付近にお住まいの高齢の方など…街の利便性が損なわれないよう切に願っている人は多いのではないでしょうか。

パデュ広場中心の銅像の行方も気になる
パデュ広場中心の銅像の行方も気になる

また、イトーヨーカドー綱島店の前面に位置する「パデュ広場」がどうなるかも気になる点です。この場所は、普段はヨーカドー来店者の駐輪場として使われていますが、地域行事などで活用されている広場でもあります。これまでのサマーフェスティバル(2023年からはオータムフェスティバルに変更)など、さまざまな行事の開催場所は今後どうなるのか…「商店街中心の広場でのイベント開催」は活気があっただけに、この活気が今後も失われないことを祈ります。

2024年2月靴流通センター・マックハウス・保育園等の跡地(左奥がイトーヨーカドー綱島店)
2024年2月靴流通センター・マックハウス・保育園等の跡地(左奥がイトーヨーカドー綱島店)

なお、イトーヨーカドー綱島店を含む商店街エリアでは大規模工事が複数進行中。そのなかの一つ、靴流通センターなどがあった場所はかなり広い敷地を開発中で、風景が大きく変わりそうです。

2024年2月撮影(手前が靴流通センター跡地、奥に新築マンション建設中)
2024年2月撮影(手前が靴流通センター跡地、奥に新築マンション建設中)

その工事現場すぐ横では、新築マンション(ミオカステーロ綱島)の工事も。すぐ近くにできている「ドトール珈琲店」によって既にかなり雰囲気が変わっていることもあり、もう少しすると以前とはガラリと違う景色が完成するでしょう。

写真左奥が鶴見川土手
写真左奥が鶴見川土手

イトーヨーカドーの東側に目を移すと…おかしのまちおか綱島店と鶴見川土手の間にあるこちらの土地でもマンション建設中です。

また、イトーヨーカドーから見て西側にあるニックハイム綱島第一は建て替えが決まり、現在住んでいる方の退去も徐々に始まっているとのこと。こちらは隣接する駐車場なども使って大型マンションに生まれ変わります。

この辺一帯で再開発の動きが加速、特にマンション増(綱島駅東口横にもう1棟建つ予定のタワーマンションもありますね)によって住民がますます増える見込みなのは明らかですが…店舗や教育施設、その他住民の生活インフラとなる施設などを含め、バランスよく成長していってくれると良いなと思います。

◆店舗情報◆
イトーヨーカドー綱島店
住所:横浜市港北区綱島西2-8-1
電話:045-545-2111
営業時間:10時~21時 ※一部専門店は営業時間が異なります。
◆関連記事◆
ついに確定情報…綱島のイトーヨーカドー閉店が明らかに【どうなる綱島西】(ツナシマニア)

地域ブロガー(横浜市)

横浜市の地域ブログ「ツナシマニア」を運営。東急東横線綱島駅&その周辺地域をチャリで爆走している3児母。グルメ情報を中心に発信しています。ランチやテイクアウト多め。デカ盛り・コスパ好き・昼飲み好きの万年ダイエッター。

ナツメ(ツナシマニア)の最近の記事