布の端っこ捨ててませんか?使い方次第で主役に!「布耳で作るクリスマスツリー」
皆様こんにちは!
いつもご愛読いただきありがとうございます
今日は皆様に、とっておきなハンドメイドの醍醐味をご紹介したいと思います
タイトルの通り「布耳で作るクリスマスツリー」です
布耳とは、一番最初に切り落としてしまう布の端っこ部分のことです。可愛いプリントがされてる布耳も最近はたくさん目にするようになりました。また無地であればカラフルな色合わせも楽しめます。
YouTubeでも作り方の紹介をしていますので、よかったらチェックしてみてくださいね!
”カステラ”のように切り落とされた端っこでも、まだまだ味があるんです
手作りをされる方は馴染のある布耳かと思います
プリント生地であれば、布の両端には2cmずつくらい柄の含まれない部分があります。
布を加工する際にできる耳は、横糸がフリンジのようになって、実はちょっとアクセントにもなるんです。
ただ、普段ものづくりをする際には少し布がつれてしまうので、一番最初に切り落としてから地直しされる方も多いと思います。
今回はこの「布耳」を使ってクリスマスツリーを作るアイデアを紹介したいと思います
私と同じように、もったいなくて捨てられず「いつか何かに使えるかも?」と、残している方もいらっしゃるかと思います
いよいよ主役になる出番です!
是非このアイデア活用してみてくださいね
普段は捨てている方がほとんどかと思いますので、細長い生地を代わりにご準備いただければ大丈夫です。そして、きっとこれを見たら次からはもう捨てられなくなるはず!
YouTubeも登録者数40000人達成しました!ありがとうございます!!
それでは早速始めていきましょう
<準備するパーツ>
・A4サイズのキルティング生地(無地のものがベスト)
・布耳適量
・はぎれ適量
・仮止め用のり(Sewlineソーラインのり)
・ハサミ
・後から消せるチャコペン
・飾り用のボタンやレースなどお好みで
ちょっとよく見えにくくてすみません
ザっとクリスマスツリーをイメージして下書きします。これに合わせて布耳を並べていくので下書きは簡単なものでもあったほうが目安になります
たっぷりな布耳が写っていますが、普段耳を捨てるのは解れのひどいものやニットくらいなので、ほとんどの耳を保管しています。
これから形になる子たちです
布耳がなくても小さな端切れなどで代用することもできます。作り方は変わらないので是非参考にしてくださいね!
ザっと並べながら、明るめの色を選んで、仮止め用の「のり」を使いながら貼り合わせたところです
ツリーの段々になった感じが分かればいいかなーと思いましたが、これが難しい方は
もみの木ツリーみたいに、逆三角形のシンプルなツリーの形にしてもいいと思います
ミシンで一筆書きのように、大きくジグザグと一度に縫います。
フリンジの際を縫うと布が引き締まってきます
ちなみに、このミシンステッチもアクセントになるので、布の色に合わせて糸を変えることなく、敢えて少し濃い目の糸にするのがお勧めです
今回使用したのはチャコールグレー。こげ茶色など、濃い色で縫うといいですよ
ただ、黒い糸はそれ自体がかなり強い色なのでお勧めしません。
柄にも馴染み、ステッチのようなイメージでミシン糸の色選びをしてみてくださいね
仕上げにツリーに装飾をします
お手持ちのレースやボタンなど、ボンドで貼ったり、革をポイントにしてもオシャレです
こうすることでだいぶツリーっぽく見えてきました
仕上げにスタンプを押して完成です!
無地に英字スタンプを押すとそれだけでアクセントになります。
フレームは100円ショップで購入したA4サイズのもの。木枠をシャビーな雰囲気にペイントしたものです。
ちょっと物足らなかったので、さらに大きなボタンをプラスしてみました
フレームを付けるとさらに雰囲気がUP!
下地をキルティング生地にしたことでふんわり感もUPして、布耳が愛らしい「クリスマス雑貨」に大変身です
布耳って、持ってる方の好みで集合体になった時いろんな表情が見えるので、同じものが二つとない世界で一つだけのモノに仕上がります
もちろん、クリスマスツリーだけでなくても、いろんな発想が湧いてくるきっかけになれば嬉しいです♪
是非お手元に布耳があったら作ってみてくださいね!
布愛強めな私がお勧めする「布耳」マジック
皆様の手作りの参考になれば幸いです
YouTubeではリアルタイムで制作しています。布合わせが楽しすぎて、撮影中、気づいたら2時間も立ちっぱなしで作業していて、午後の日差しが強くなっていく時間の経過も感じる動画になりました。
ほぼ毎日更新のブログ「neige+手作りのある暮らし」でも紹介しています。よかったら覗いてみてくださいね!
最後までお読みくださりありがとうございました
手芸講師 猪俣友紀