バッグの仕立ては生地の”素材選び”が重要です。タック入りでお洒落な丸底トートの作り方
今回は、前回に続きモリス生地を使ったワンランク上のお洒落なバッグを紹介します。
タックもあるし、丸底だし。。見た目からして難しそう!
と敬遠されがちですが、秋は夜の時間がたっぷりできるので、少しワンランクアップしたバッグ作りにもチャレンジしてみませんか?
今回も丁寧な解説動画で紹介していますので
今まで作ってみたかったけど、本だけでは分かりにくかった方にも是非動画と合わせてチャレンジしていただけたら嬉しいです
概要欄にはタイムコードを貼っていますので、見直す時にも便利です
今は動画があるから、いろんなバッグにチャレンジできるのでいい時代になりましたね!
ぜひ皆様の手作りに、こちらの記事と合わせてご活用くださいね
それでは早速始めていきましょう
準備するパーツの紹介です
今回は画像の中にサイズを入れていますので、1つ1つ解説していきます
こちらは本体です
外側の生地は厚みのあるオックス生地、内側はコットンです。どちらも少し厚みがあります
合印をそれぞれつけて下さい。
タック用の合印は、それぞれ上辺に入れます
外布と内布のサイズの位置が異なりますので、気をつけて下さいね
続いて内ポケット
素材はシーチングで薄手のものです。2枚重ねて使用します
持ち手になります。内側の柄がチラリと見えるデザインのため、サイズが異なります
口布になります。
今回外内共に同じ生地の予定が、用尺が足らなくなったので内側はシーチングに変わりました
そのためどちらにも接着芯を貼っています
持ち手用の合印をつけておきます
マグネットボタンや脇のタブはお好みでご準備ください
底布には接着キルトを貼っています
製図を見ながら作ってみて下さいね。
別途1cmの縫い代が必要です
内ポケットのパーツを作ります
外表に2つ折りにして「わ」にしたポケット口を1cmで折り、際を縫ったら、反対側に3cmの合印を入れて重ねます
ポケット口は内側にサンドイッチにする感じです
両脇を1cmで縫います
表にして両脇の際を縫います。1cmで折って際を縫った面が表側になります
吊り下げタイプのポケットです
持ち手は中表に重ねて1cmで縫い、それぞれ縫い代に突き合わせにするようにしてアイロンで折り目をつけます
そうするとこんなふうにチラリと柄が見える仕上がりになります
口布につけた合印に持ち手を止めます
反対側には1cm折り目をつけておくと本体に縫う時にやりやすくなるので、ここでちょっと一手間加えておくのがお勧めです
内布を重ねて周囲を1cmで縫い、表にして角を整えます
続いて本体は、タックの印に合わせて2つ折りにして縫い止まりまで縫います
縫ったタックは広げておきます。際を縫うと引き締まった感じになりますが、ここは工程を省いでも大丈夫です
最初につけた脇の3cmの切り込みから下を1cmで縫います
脇の縫い代を開いて、底布に合印で止めて1周縫います
表にしたら内袋に外袋を入れて中表にし、縫い残した部分を重ねて1cmで縫います
さらに整えて際を縫います
内ポケットをつけて周囲を5mmで仮止めします
口布を内側から重ねて縫います
縫い終えたところでマグネットボタンをつけます。傷がつかないようにマスキングテープなどで覆っておくのをお勧めします
最後の仕上げ。ここが一番の難所です。周囲の際を縫って仕上げます
1度で綺麗に仕上がれば一番いいですが、私もいまだに何度か失敗するポイントです。
それでも綺麗に仕上がると”達成感大”なバッグになりますので是非チャレンジしてみて下さいね!
オーバル底って、まんまる底より品がある上使い勝手もいいので、これからのお出かけにもピッタリです。
口が大きく開く分出し入れもしやすくなっていますので、奥行きのあるバッグにお勧めな作り方です
簡単ですぐに作れるバッグ作りも魅力ですが、素敵な生地に出逢ったらワンランクUPなバッグ作りにもぜひチャレンジしてもらえたら嬉しいです
柄違いでも作ってみました
是非秋のバッグ作りにお役立て下さい
最後までお読みくださりありがとうございました
手芸講師 猪俣友紀
公式エキサイトブロガー:neige+手作りのある暮らし
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YouTube:neige手作りのある暮らし(neige7)
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