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おしゃぶりはいつまで?!歯並びへの影響は?スムーズな卒業方法を解説

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ぐずる赤ちゃんを落ち着かせる強力な味方、おしゃぶり。

その効果や影響について賛否両論の議論がされてきたアイテムですが、これを使って寝かせることが良いかどうかということについて<前編>で解説をしました。

今回は<後編>として、おしゃぶりの卒業検討時期、具体的な卒業方法について解説していきます。

おしゃぶりの卒業を検討する基準

①月齢

日本小児歯科学会は1歳半頃からおしゃぶり卒業の準備を推奨しています。そのくらいの月齢になってきたら徐々にやめることを検討すると良いでしょう。

小児科と小児歯科の保健検討委員会の「おしゃぶりについての考え方」というレポートには歯並びへの影響についてこう記されています。

おしゃぶりを使用している子どもは、使用していない小児と比較して上顎前突、開咬および乳臼歯交叉咬合の発現率が極めて高い。この傾向は1 歳 6か月、2歳でも見られるが、止めると噛み合わせの異常は改善しやすい。しかし、乳臼歯が生え揃う2歳半、さらに3歳過ぎまで使用していると噛み合わせの異常が残ってしまう。小児歯科の立場からすると2歳までに止めて欲しいが、現状では3歳過ぎまで使い続けている子どももいる。

歯並びへの影響も考慮すると、「2歳までにはやめる」というところを一つの目標として取り組めると良いのではないでしょうか。

1歳半頃となると言葉も理解しはじめる頃です。まずはお子さんご本人と話し合ってみましょう!

②夜間頻回に起きてしまう場合

おしゃぶりを使ってスムーズに入眠し、ぐっすり寝てくれていればOK。

ですが、反対に夜間頻繁におしゃぶりを求めて起きてしまうようになるようであれば、卒業を検討するのが良いでしょう。

夜間の頻回起きは癖以外にも、寝室環境が整っていないこと、連続で長く起きすぎているなどの原因も考えられます。寝室環境の整え方は動画、月齢別の寝かしつけタイミングの目安は下記のブログ記事を参考にしてみてください。

▼夜泣き・寝かしつけに悩むかはこれで決まる!寝室づくりのポイント12

おしゃぶりの卒業方法

①おしゃぶりをやめることを説明する

赤ちゃんに変化を起こす場合は事前に説明をすることをおすすめします。

なぜおしゃぶりをやめるのか、いつからおしゃぶりをやめるのか、繰り返し説明するようにしましょう。

目安はやめる1週間以上前から。カレンダーに×をつけるなどすると言葉のわからない赤ちゃんにも視覚的に伝わりやすくなります。

言葉のわかる月齢の子であれば、「もう○○ちゃんは赤ちゃんじゃないからやめていこうね。これは赤ちゃんのだからね」などと声がけしてあげるのも有効です。

②寝かしつけ時は使用、夜間は与えない

いきなり全て変更するのが不安な場合、まずは入眠時の使用は残して夜間のみ与えないことにチャレンジしてみましょう。

乳幼児突然死症候群の予防効果は、この使用方法でも継続するとされているので、リスクの高い期間とされる生後6ヶ月以下の赤ちゃんには特にこちらの方法がおすすめです。

どんなに説明されていても、今まで頼りだったおしゃぶりがなくなるのは赤ちゃんにとっては不安なこと。ギャン泣きしてしまうこともあると思います。

でもそれは一時的なこと。赤ちゃんは私たち大人よりもよっぽど順応性が高く、新しい環境を受け入れることに長けています。「やっぱりあげようかな…」というのが最も赤ちゃんを混乱させてしまうので、泣かれても一時的なことと毅然とした態度で臨みましょう。

▼寝返り時の対処法も!赤ちゃんの突然死を防ぐポイント10

③寝かしつけ時から使用しない

「寝る=おしゃぶり」という結びつきをなくすためには寝かしつけ時から使用をやめていくことが必要になります。

②の方法で行なっても泣きが強くてあやすのが難しい場合は、きっぱり寝かしつけ時からやめてしまうのが赤ちゃんにとってもわかりやすくておすすめです。

安心材料が1つなくなってしまうことになるので、日中や寝る前のスキンシップを増やし、安心感を与えるようにしてあげましょう。

おしゃぶりを卒業する練習をすると、これまでの寝かしつけ方と変わって一時的に泣きが強くなったり、寝つきが悪くなったりすることが考えられます。ですが、それもしっかり理解すれば落ち着いてきます。

赤ちゃんの順応性は高く、他の方法で自分をなだめられる手段を身につけられるものです。ママやパパの心と時間の余裕がある日程でスケジューリングし、「やめる」と決めたら一貫性を持って取り組むようにしてみてくださいね!

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