2022年8月23日、成田西町に「塩と発酵食 宙（sora）」がオープンしました。

自然界のミネラルバランスそのままのお塩で味付けしたシンプルな味と発酵食をテーマとするお料理を提供しているお店です。

2022年8月23日は、天赦日でした。天赦日とは、「天が万物の罪を赦（ゆる）す日」とされ、世の中のすべての神様が天に昇り天が万物の罪を許すため、あらゆる障害が取り除かれ何をやってもうまく行く日だと言われていて、特に新しいことを始めるのに縁起が良いとされています。

「塩と発酵食 宙（sora）」は、成田山不動尊の山門の建設をしている金剛組の現場事務所のある坂を少し下ったところにあります。

レシピやハウツーに振り回されることなく、大切な家族を思いやる家族のためのごはんをつくりたいという思いで考えられた「なみ飯」の考案者で、オーナーの小島奈美さんは、寝屋川市のご出身で、縁あってご自身が子供時代を過ごしたこの地にお店をオープンすることになりました。

オーナーの小島奈美さんの挨拶文です。
この手書きの文の中に奈美さんの思いが詰まっています。

メニューは、こちらです。

オープン初日ですので、まんぷく定食を味わってみることにしました。

肉類・乳製品・玉子を使わないメニューとなっています。

玄米ご飯は、寝屋川市役所前にある京阪米穀さんの厳選されたお米です。

ご飯にもお塩を入れて炊いているので、お米の旨味や甘みが引き出されています。

これが車麩の南蛮漬けです。

甘糀醤油で下味をつけた車麩に豆乳マヨネーズのタルタルソースがかかっています。

やさしい味付けでありながら、しっかりと素材の旨味を感じる一品でした。

夏野菜を自家製のお味噌で和えた焼き味噌。

冬瓜の煮つけは、カツオ出汁で煮た冬瓜に梅味噌が添えられています。

真桑瓜とゴーヤのぬか漬け。

ほんのり甘さを感じるフルーティなお漬物でした。

まんぷく定食と同じ品数ですが、少食の方向けには、ひとさら定食があります。

黒胡麻豆腐には、甘糀醤油とわさびが添えられ、南瓜の豆乳マヨネーズサラダは色鮮やかな一品です。

食後のスウィーツは、白玉入りお汁粉をいただきました。

お砂糖はきびこを使っているので甘さ控えめでありながら、美味しい冷やしぜんざいです。

珈琲は香里園の自家焙煎珈琲の名店「ザルツコーヒーロースターズ」のコーヒーです。

店内はこんな感じです。

「カフェカターラ」時代の家具など使えるものはそのまま利用しておられます。

宙の調味料は量り売りで購入することができます。

ココナッツオイルです。

玉ねぎ糀なども300gの瓶詰で販売しています。

塩糀、甘糀、出汁糀、甘糀出汁しょう油、トマトの塩糀ソースなども購入できます。

宙のこだわり。

酵素ドリンク、珈琲、ほうじ茶、食器やお盆もすべてこだわりのものを使用しています。

お野菜も自家製の新鮮なものを使っています。

宙の想いやコンセプトについては、ホームページ「地球とつながる幸せご飯 なみ飯」で、詳しくご覧になれます。

場所は、寝屋川市成田西町9-15で、成田山不動尊のすぐ横にあります。

2022年4月12日に10年間の営業に幕を閉じた「カフェカターラ」があったところです。