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【寝屋川市】小さくうまれてきた赤ちゃんにぴったりのベビー服を届ける寝屋川市民たすけあいの会の取り組み

neyamon号外NETピックアップ! 大阪府のライター(寝屋川市担当)

特定非営利活動法人 寝屋川市民たすけあいの会は、特定非営利活動法人 芽ばえと協働して、寝屋川市の「小さくうまれてきた赤ちゃん」へぴったりのベビー服を贈るプロジェクトを行っています。

令和3年から取り組み始めている「めばえプロジェクト」を今後も継続し、寝屋川市の小さくうまれてきた赤ちゃんへ産着と洋服を贈り続けるための寄付をクラウドファンディングで募るとともにこの発信を通じて全国の同じ思いをもつひとたちとノウハウを共有していきたいとのことです。

このベビー服は、ボランティアが製作し、かわいくラッピングして届けているそうです。

クラウドファンディングの実施

小さくうまれてきた赤ちゃんへ笑顔とともに、産着と洋服を届ける「めばえプロジェクト」は、これまで、材料もすべてボランティアの持ち寄りで、いただいた助成金、令和4年に実施したクラウドファンディングなどの寄付で行っています。

ベビー服一着 約2500円の材料費などがかかっています。

寝屋川市に生まれるこどもたちは、年間で約1600人。そのうち約一割が小さく産まれてくるこどもたちです。少しでも多くの赤ちゃんとそのご家族に届けたいと思っています。

寄付は主に材料の購入費と経費に使用させて頂きます。

■ご寄付はこちらから■

「小さくうまれてきた赤ちゃんに ぴったりのベビー服を届けたい」

※ このプロジェクトは関西テレビが主催する「ぷらす8゛ for SDGs」の認定プロジェクトです。ぷらす8゛for SDGsでは関西地域で社会課題の解決に取り組む団体のクラウドファンディングを応援します。
目標金額達成後は気になる寄付金のゆくえを追加取材でお届けします。
ぷらす8゛特設サイトはこちら

活動内容

「めばえプロジェクト」(NPO法人 芽ばえ)では、令和3年1月から、小さくうまれてきた赤ちゃん用のベビー服を製作し・ラッピングをボランティアの手づくりで行い、寝屋川市の190人の赤ちゃんとそのご家族にお渡しすることができました。 

小さくうまれてきた赤ちゃん=「低・極・超 出生体重児」はうまれてきた赤ちゃんの約1割 10人に1人といわれています。寝屋川市では一年の出生数が1200~1600人ほどその1割が小さくうまれてきた赤ちゃんです。

その赤ちゃんとご家族に、寝屋川市の子育て支援課さんのご協力を得て、手作りのかわいいベビー服をお届けしてきました。

そんな取り組みは、一般社団法人日本子育て制度機構が運営するイクハク(育児助成金白書)主催の 2021年度大阪府ベスト育児制度賞を受賞しました。

取組に至った背景

小さく産まれてこようと大きく産まれてこようと変わらないはず。でも、実は小さくうまれてきた赤ちゃんは、「小さい」ということだけで難しいことを抱えます。その一つが、小さな赤ちゃんむけのベビー服、おむつが少ないことです。

小さくうまれてきたこどもさんの中にはすぐに病院から退院できないこどもさんもおられます。ようやく、病院から退院してお家に帰ることができる。「でも、そのときに着るお洋服がない」、そんなご家族の体験談からこのプロジェクトは動きはじめました。

小さくうまれてきた赤ちゃん=低出生体重児って?

小さくうまれてきた赤ちゃん。聞きなじみがあるのは「未熟児」ということばかもしれませんが、いまは未熟児とは言わず一般には低出生体重児と呼びます

プレスリリースより
プレスリリースより

その中でも、 

2500g未満のこどもさんを「低出生体重児」

1500g未満を「極低出生体重児」

1000g未満を「超低出生体重児」

と制度的には呼ぶのだそうです。

実は、いまでは新しく産まれるこどもさんの約10%強が2500g未満で産まれます。

つまり、10人に1人は、「低出生体重」で産まれてくるのです。

国などの出している報告書によれば

「低出生体重児は、出生後にも医療的ケアが必要となる場合も多く、また、発育・発達の遅延や障害、成人後も含めた健康に係るリスクが大きいことが指摘されています。そのため保護者は、出生直後、他院後、乳児期、幼児期、学齢期と行ったライフステージごとに、健康や障害、発育・発達、学習など、様々な不安を持ったり、育児上の困難を抱えたりしやすい傾向にあると言われています。」(平成30年度こども・子育て支援推進調査研究事業 小さく産まれた赤ちゃんへの保健指導のあり方に関する調査研究事業」より)

小さく産まれたこどもたちとその家族には、手厚いサポートが必要だと言われています。

手厚いサポートというとつい医療や福祉の制度と思いがちになりますが、実は、もっと日常的なことが必要だったりします。産着や洋服といったベビー服、おむつなどもその一つです。「新生児むき」中には小さい新生児向きと書かれているそれらの商品は、ほとんどが 2500g以上の赤ちゃん用です。「赤ちゃんはすぐに大きくなるから」ということなのでしょうが、小さくうまれてきた赤ちゃんにとっては、身体に合わないものを身につけざるを得ません。また、おむつに至っては5Sサイズなどの超低体重児むきの商品は産院や病院むきで、一般にはなかなか手に入れることができません。現状は病院などからまわしてもらっているという声がきかれます。

「めばえプロジェクトの」産着や洋服は2200g、身長が40cmくらいからの赤ちゃんにちょうど良いサイズです。

これは、産婦人科の方や周産期医療センターの病院スタッフの方にも相談して、どのくらいの大きさのものがいいのか、素材はどんなものがいいのかなどお訊ねしながら、「想い」を込めて作っているのだそうです。

こちらは実際に、着用している赤ちゃんの写真です。かわいいですね。

今回のクラウドファンディングには、寝屋川市長をはじめたくさんの応援をもらっているとのことです。

そして、寝屋川市の赤ちゃんだけでなく、全国の小さくうまれてきた赤ちゃんとそのご家族に、同じ思いをもった人たちへ発信し、ノウハウを共有していきたいと思っているそうです。

このプロジェクトは2つのNPO法人による協働プロジェクトです。実際にベビー服の製作を行うNPO法人芽ばえとバックオフィスとして活動する寝屋川市民たすけあいの会によるものです。

特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会について
当会はいまから45年前の1978年に住民自らが地域のいろいろな困りごとを自分ごととして考えるため、団体とたちあげ、拠点をかまえました。 いまでは地域福祉ということばが一般的にも使われるようになりましたが、当時はボランティアという言葉も地域福祉という言葉も一般的ではありませんでした。 「草の根の民家改修型地域福祉」の草創期からのとりくみです。
 現在ではこのような形で取り組みをしているのは日本中で当会だけになりました。2001年にNPO法人格を取得し、地域の中での制度やサービスなどの「すきま」に陥ることに取り組む団体です。
「たすけあいのネットワークづくりをめざします」「市民による福祉のまちづくりをめざします」というミッションを掲げています。

【法人情報】
法人名:特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会
所在地:大阪府寝屋川市長栄寺町5番1号
代表理事:後藤雅子、中務飛鳥
設立:1978年5月(法人格取得は2001年7月)
事業内容:地域福祉、障害福祉、ボランティア活動推進

号外NETピックアップ! 大阪府のライター(寝屋川市担当)

地域ニュースサイト号外NETピックアップ! 大阪府(寝屋川市担当)のライターをしています。寝屋川市内の新しいお店、グルメ、行政サービス、イベント、歴史や文化など、実際に地域を歩いて発見したコト、モノ、出会った人などの情報を、愛を込めてお届けします。

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