あつぎが大好き。地域ニュースサイト号外NETライター(厚木市)のにこにこかおさんです。今回は、子育て中のひとり親世帯を対象に無料で食品類を提供する活動を行っている「フードパントリーえんむすび」さんをご紹介します。

「フードパントリーえんむすび」さんは、2022年4月に活動を始め、フードパントリーの開催は2022年7月24日(日)で2回目の、まだ新しい活動団体です。基本的に月に一度（主に土日）、厚木市内の公民館で開催しています。

代表の毛木さんにお話をお伺いしました

代表の毛木さんは、1年間「フードバンクあつぎ」でボランティアをされておりました。そこで出会った人たちや、色々な場所に話を聞きに行ったり学んでいく中で、一番心に残った「ひとり親世帯」に特化した支援活動から始めることにしたそうです。
願いとして、育ち盛りで、たくさんのことを吸収していく未来ある子どものお腹を空かせている姿が少しでも減ってほしい。今の子供たちに自分たちがいつか支えてもらう立場になる。そんな未来へ先に恩返しの気持ちがあり、困った時は助け合える希望のある世の中であってほしいという願いを込めて活動を立ち上げたそうです。

「フードパントリー」の活動への想い

食の支援を必要としている方々のサポートを行う「フードパントリー」の活動を通して、子育て中のひとり親世帯の方のお力に少しでもなれたらという想いでスタートしました。活動を通し、食だけでなく人や想いなど、あらゆるご縁が繋がることを願い「えんむすび」という名前になりました。

会話を大切にしています

食品類をお渡しして終わりではなく、会話やコミュニケーションを通したやりとりを大切にしています。ご近所であいさつもあまり交わさない昨今だからこそ、顔なじみがいる場所をひとつでも多く作れたらと思っています。

第３の場所としてもらえたら

特にひとり親の方は日常が忙しく、家族以外と触れ合う時間が短くなる傾向があるそうです。食品類を受け取るだけの場所ではなく、「この場所に来たい」と思ってもらえるようになったらいいなというのが、私たちの願いです。

お子様が安心できる場所は⁡パパやママにとっても⁡⁡安心できる場所になると思うので⁡居心地のいい場所作りを心掛けているそうです。和室にしているのもそのためとのこと‍。お子様連れ大歓迎で、お子様が遊べるものも用意しています。スタッフがお子様と遊んでいる間、パパママが少しゆっくりできたら嬉しいとおっしゃっておりました。

おひとりで毎日育児やお仕事されてる中で「少し誰かと話したい」そんな感じでもぜひお気軽に来てほしいという気持ちでお待ちしています。

2022年8月7日(日)お子様弁当の無料配布を行います！

夏休み「お子様弁当」の無料提供

「フードパントリーえんむすび」さんでも、こちらの「お子様弁当無料配布」を行うことになりましたので夏休み支援として、以下のとおり開催を予定しております。特にお近くにお住まいの方、是非お問い合わせのうえお越しくださいませ⁡⁡
⁡※予約制になります⁡。⁡予約なしでお越しいただいてもお渡しができません‍。

えんむすびのスタッフの皆さま

えんむすびのスタッフの皆さまです。小規模のフードパントリーだからこそ、利用者様からも「ゆっくりお話できてうれしかった」「優しい人たちに囲まれてあたたかい時間でした」などの声が上がっています。困った時はお気軽に食品類を受け取ってもらいたいと思っている穏やかなスタッフたちが迎えてくれます。

お洋服の無料提供

同時開催で、リユースのお洋服の無料提供も行っています。
事前にサイズや種類をリクエストいただき、「リユースプール」さんに当日持ってきてもらっています。小さいお子さんだと成長してすぐ着られなくなってしまったり、少し大きいお子さんはいろんな服を着てみたかったり…。お子さんのことを優先してご自身のお洋服はしばらく購入していないという方もいらっしゃるので、喜ばれています。

次回のフードパントリー開催予定日は

「フードパントリーえんむすび」では、食品提供のみではなく、人と人を繋ぐことを大事に活動しています。親が安心できたら、自然と子どもも安心出来て親も子どもも笑顔になれる。ここでは、困ってると言える場所です。また、周りに困っている方がいたらこちらの活動を教えていただけたらと思います。

〈フードパントリーえんむすび情報〉
ボランティア団体名：フードパントリーえんむすび
連絡先：公式InstagramのDM　又はLINEより
開催日：基本的に月に一度（主に土日）、厚木市内の公民館で開催
対象：子育て中で食品支援が必要なひとり親家庭
開催日時は決定次第、公式LINEやInstagramでお知らせしています。