【流山市】小さな木の実から作りだされる可愛らしい作品の数々。天木さんにお話を伺ってきました。
突然ですが、この可愛らしい作品の数々が何から作られているか分かりますか?
正解は、「銀杏」です。1センチ程度の銀杏を使用した銀杏細工を作っているのは、「木の実工房」の天木さん。
前職を退職後、独学で技術を習得し、さまざまな作品を作っています。利根運河交流館での作品展示のほか、不定期で木の実細工教室やイベント出店も行っています。また、TBS系「ウイークエンドウェザー」に天木さんの作品が、利根運河の美しいイチョウと共に登場するなど、メディアへの出演実績もあります。
風でゆらゆらと揺れる動く銀杏細工の中には、よく見ると先日紹介したビリケンさんの姿も。
一つの作品を作るのに、アイデア練りから設計、加工、組み立て、色塗りなど、とても多くの手間と時間がかかるとのこと。細かな作業も含め、すべて天木さんが一人で行っています。「子どもたちに喜んでもらいたい」ということで、価格は、500円程度とお手頃な設定になっています。
銀杏細工のほかにも、クルミやせんだんの実を使用したキーホルダーやブレスレットなども作成しています。
「木の実工房」という名称で活動していますが、特定の活動拠点を設けているわけではなく、SNSおよびHPなども開設していません。今回、お話を伺ったのは、2023年11月に利根運河沿いで開催された「うんがいい!朝市」ですが、とてもやさしい雰囲気で笑顔で対応してくださった天木さん。作品を見てみたい方は、利根運河交流館にて常設展示しているので、足を運んでみてはいかがでしょうか?
※天木さんに関する問い合わせも利根運河交流館の方が対応してくださるそうです。
■木の実工房
常設展示場所及びお問合せ先:利根運河交流館(04-7153-8555)
〒270-0107 千葉県流山市西深井836