ファミレスのような気軽さで韓国料理が味わえるコリアンダイニング「李朝園」を知っていますか？

「李朝園」は関西全域でチェーン展開しているので、行ったことがある人も多いかもしれません。 大阪市内だと、ここ十三のほか梅田のハービスプラザ地下2階、京橋のKぶらっと1階、上本町のハイハイタウン地下1階、生野店、鶴橋店（～3/21まで休業中）があるようです。

私が十三に引っ越してくる前は「李朝園 上本町店」でよく石焼ピビンパを食べていましたが、十三店の前を通りがかると上本町店にはなかった「焼肉ランチ」の文字が。ホームページを見てみると、焼肉が食べられる「李朝園」は、大阪府内では十三店だけのようです。

メニューボードをよく見ると、内容がとってもお得。上ロースや上ハラミ、ホルモンなどいずれかの焼肉とメイン料理、サラダ、キムチ食べ放題付きで1000円台～。「最近、焼肉を食べてないな～」とつぶやいていた主人を誘ってランチに出かけました。

客席は1階と2階の2フロア。私たちは2階のお座敷に案内されました。各テーブルに焼肉のロースターが。2階の奥にはテーブル席の個室もありました。

主人がオーダーしたのは「お肉の量が選べる焼肉定食」のまんぷく（お肉200g）1380円。選べる主食はハーフ赤チャンポン＆ライス+400円。私は石焼ピビンパ880円。

まずはジョッキに入ったコーン茶と自家製キムチ（食べ放題！）、主人用のサラダ、ライス、お肉がテーブルに。お冷の代わりにコーン茶を出してくれるのが、私が李朝園を好きな理由のひとつでもあります。

焼肉定食を頼んだのは主人1人でしたが、焼肉の取り皿は2名分用意してくれていました。

卓上に自家製の焼肉のつけたれ、キムチポン酢、コチュジャンソースが並んでいるので、これらで焼肉をいただきます。

「お肉の量が選べる焼肉定食」の肉は上ハラミ。200gオーダーしたので10枚以上あり、2人で食べても満足できる量。1人で食べるならレギュラー（120g／980円）でもいいかもしれません。肉質がやわらかくおいしかったです。

主人が主食に選んだ赤チャンポンは、濃厚な旨みのあるピリ辛スープに魚介と野菜の具材が11種も。ひとくち分けてもらうと、麺がモチモチでおいしい。キリッとした唐辛子の辛さもほどよい感じ。ハーフサイズと書いてあったけど、けっこうボリュームがありました。

食べ放題のキムチは、辛さはマイルドで旨味が強め。クセのない味わいでした。

私がオーダーした石焼ピビンパはわかめスープ付き。生卵、豆もやし、山菜、青菜のナムルやごぼうのキムチ、ひき肉、韓国のりなどがトッピングされています。

コチュジャンソースをかけて全体を混ぜ混ぜしてから、アツアツの石鍋の壁面にへばりつけ、少し待つとおいしいオコゲのできあがり。オコゲ好きなら、この工程は必須ですよね。

久しぶりにいただきましたが、安定安心のおいしさです。野菜がたっぷりとれるし、コチュジャンソースを入れなければ辛さもないので、お子さんの食事にも良さそう。

2人で焼肉を楽しみ、それぞれ好きな韓国料理を食べ、キムチが食べ放題で計2660円。これはかなりお得なのでは？

ちなみに店内では自家製キムチやトッポギ、美酢など、韓国食材がたくさん売っています。私はコーン茶をテイクアウト。1キログラムで454円！500グラムなら270円、ティーパックも270円で売っていました。

ランチではありませんが、サムギョプサルも1人前980円とお得に味わえるようなので、次はこれをお目当てにしようかな。大量のねぎをのせた、ねぎ塩タンもおいしそうでした。

昼間から気軽に焼肉と韓国料理を味わえる「李朝園 十三店」。次の週末ランチにいかがでしょうか。