十三に住みはじめて3年目、3度目の春を迎えました。私の春のお楽しみといえばお花見、みなさん桜は好きですよね。

阪急十三駅の東口にも桜の木があります。上の写真の右が桜。日本気象協会によると、大阪市の開花予想は【3/23（水）】なので、まだつぼみの状態です。

でも左の木はピンクの花が満開！

実はこの桜に似た花を咲かせているのは、アーモンドの木だそうです。

桜の木にしては枝ぶりになんか違和感あったし、隣の桜の木と咲くタイミングが違うし、少し気になってはいましたが、去年、淀川区役所か何か行政のTwitterに「桜だと思っている人が多い十三駅前の木、実はアーモンドの木なんですよ」と紹介されていて、めちゃくちゃびっくりしたのを覚えています。

来たる桜の開花を前に、十三らしさを満喫できるお散歩コースを考えてみました。

アーモンドの木から徒歩3分の場所にある神津神社。拝観自由なので、お散歩しているときはつい挨拶しに来てしまいます。

土地の守護神、厄除けの神、武神（武勇の神）、殖産興業の神（産業をさかんにする神）、学問の神として崇敬されているそう。

初詣のときは参拝者がいっぱい。1月上旬には十三戎があり、しめ縄の処分もしてくれます。7月に夏祭り、10月に秋祭りもあり、十三民にとってはとても馴染みのある神社ですよね。

神津神社のお隣には、十三東公園があります。ここにも桜の木があるので、満開になる時期はとてもきれい。公園にベンチもあるので、気軽にゆるりとお花見ができます。

この日はハトがたくさんいましたが、たまに地域猫ちゃんにも会えるので、猫好きのお散歩には欠かせない立ち寄りスポットです。

十三といえば淀川。お散歩するには最適です。ちなみに右に写っている青いテントは、とってもおいしいパン屋さん『Parigino & Atelier de Maman（パリジーノ アンド アトリエ ドゥ ママン）』です。

十三の対岸にあるのは梅田。スカイビルがよく見えます。鉄橋を走る阪急電車が見えるのも、十三の淀川ならでは。

河川敷から見えるのは電車だけではありません。伊丹空港に向かっているのだろう飛行機もよく見かけます。（小さくて見にくいけど左上に飛行機が写ってます）。

足元に目をむければ、シロツメクサやクローバーといった野花も見られます。

ちなみに淀川では毎月第1日曜に『淀川アーバンマルシェ』が行われています。キッチンカーやフードブース、ハンドメイド作品販売、お野菜販売、ワークショップ体験などが楽しめるイベントです。最寄りは十三駅ではなく南方駅ですが、お散歩してればすぐ。

淀川の十三～南方間には、岡本太郎を描いた壁画があるのでぜひチェックを！ちなみにこの作品は、淀川区に壁画を増やしていくプロジェクト"淀壁"の一環。ほかにも淀川区役所近くにナイチンゲールの壁画があったりするので、壁画を巡るお散歩も楽しそうです。

この三連休は寒の戻りとやらで少し肌寒いですが、間もなく春本番です。無料で体験できる冒険、それがお散歩。桜だけじゃない、個性豊かな景色に出会える十三散歩にお出かけしてみてください。